９月１日は台風が関東地方を直撃します。
そんな天気予報を聞いたのは
東京ディズニーリゾートへ向かう４日前のことだった。
「ＴＤＲに行く日台風がきそうだよ、どうしよう」
「空いてていいじゃない」
「そういう問題かしら…」
ＴＤＲは、２００８年のときと同様、前日に舞浜入りし、
ＴＤＲ内のホテルで一泊過ごした後
ディズニーシーに行く予定となっている。
今回は、シーに行く当日に妻の友人が途中参加する予定だ。
何で友人も一緒に来るんだ！？
と言う疑問が方々から聞かれることと思うが、
理由は簡単「一緒に行きたい」と言われたからである。
それ以上の深い理由はない。
以後、この友人を「土方（ひじかた）さん」と呼ぶことにする。
★
２００９年８月３１日１６時ごろ、
妻と２人でＴＤＲへ向けて出発した。
こんな時間になったのは
二人とも午前中に仕事があったためである。
ででこーん、ででこーん。
電車を乗り継ぎ、舞浜までの１００分を過ごす。
まあ、わざわざ泊りがけで行かなくても問題ない距離である。
雑談をしているうち二枚浜に無事に到着したが、
台風の予報だけあって天候は優れない。
問題は舞浜駅からホテルまでどうやって移動するかだ。
事前に調べたときの記憶では、ホテルへの直通バスがあるらしい。
でも、駅に並ぶバス停を調べてもそれらしいバスは見つからない。
仕方なくＰＨＳを使いネットで探してみると、
ロータリーの反対側に目指すバス停がにあることが分かった。
しかも、出発の時間まで１分を切っている。
急がねばならぬ。
☆
出発時刻は過ぎていたように思うが、停留所にはバスが止まっていた。
なんだか入り口にベビーカーが１台詰まっている。
車内で引っかかり四苦八苦しているようだ。
ベビーカーに乗せた子供を
ＴＤＲのアトラクションに乗せる親の神経は理解できないが、
おかげでバスに乗り遅れずにすんだ。
バスはＴＤＲ仕様のバスだったが…。
クッションはふかふかしていて良かった。
☆
バスは悪天候だったためかホテルの入り口に付けてくれた。
バスを降りると例の如く係員が手荷物を奪いにくる。
ヒルトンでは誰の荷物か分からない状態で持って行って放置だったが、
今回は引換券を渡してくれた。
巧みに今回はシェラトンである。
受付は二階にある。
ヒルトンとは違った作りの受付で、だいぶシックな感じだ。
個人的にはこちらの方が好きだ。
ただ、宿泊客は少ないのに意外と待たされた。
何のための時間だったのだろうか。
でも、感じの良いボーイさんが部屋に案内してくれた。
部屋はだいたいこんな感じだ。
ヒルトンのスイートに比べると当然華やかさは足りないが、
新しく清潔な印象はとてもよい。
スクロールできます→→→
眺望も、パーク側にしたため前回とは異なる趣でよろしい。
以前天候は悪いので、多少天候が悪くても良く見えるパーク側でよかった。
さて、晩ご飯が問題であるが、
前回の失敗を生かし、コンビニで食品を買い込んである。
当たりは無いがハズレもない。
朝食までコンビには超ショックなので、
やはり朝はルームサービスを頼むことにする。
こっそりとホテル内の散策も済ませ、
明日に備えて寝ることにしよう。
おやすみなさいませ。
★
朝になると台風の気配はすっかり消えていた。
今日の目的地、ディズニーシーもはっきりと見えるようになった。
暑くなりすぎなければよいのだが…。
さて、朝のルームサービスはこれだ。
ヒルトンのそれと比較すると、まず量が少ない。
味も悪くはないが普通である。
ヒルトンのルームサービスは非常に良かったのでちょっと不満が残るが、
元々の値段が異なるのでこんなもんであろう。
ジャムが３つ余ったので、ＴＤＲのお土産としていただくことにする。お金を使ったお土産が好きではない知り合いに渡そう。
久々のホテルライフはほどほどにし、
今年は９時台にパークへ向かうことにしよう。
昨年はだいぶ遅かったし、ことしは土方さんもいる。
☆
パークへはリゾートラインを利用するが、
いつの間にかパスモを使用できるようになっていた。
知らないうちに使えるようになったらしい。
非常に便利でよろしい。
☆
ＴＤＳは空いていた。
昨年にもまして人がいない。
待ち合わせをしている土方さんは１１時頃到着の予定らしい。
それまでは妻と二人でパーク内をうろつくのだ。
☆
土方さんが来る前にいろいろとアトラクションに乗り、
合流後にもほぼすべてのアトラクションを網羅できた。
でも、写真をほとんどとっていなかった。
いってから半年もたったら、
どんな順番で回ったかなんて性格には思い出せないね♪
☆
それでも、前回乗らなかった「タワー・オブ・テラー」に乗った事は覚えている。
フリーフォールのように落下するアトラクションでありながら
ホテルのエレベーターが舞台である為周りが見えない。
上下の動きは苦手だが、やはり怖い乗り物だった。
土方さんも、アレにはもう乗りたくないといっていた。
でもまあ、、
ＴＤＳに初めて来た土方さんを連れ周り、
メインのアトラクションは大体体験することができた。
土方さんも満足だろう。
☆
結局なんだかんだと夜までＴＤＳにいた。
２０１０年は３月にＴＤＬに行きたいが、そんな時間は作れるだろうか。
話に落ちが無いのが残念だが、
独り言なのだから本来落ちは必要ないのだ。
自分にそう言い聞かしながら終わりにしよう。
■ ２０１０年２月６日 ■