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コーヒーを飲みたい年頃

コーヒーを飲みたくなった。

ただのコーヒーではない。
水出しコーヒーを飲みたくなった。


水出しコーヒーとは、
その名のとおり水で出すコーヒーのことだ。

一滴一滴、コーヒーの粉に水を滴下することで、
じっくりと時間をかけて抽出を行う。

コーヒーを水で出すメリットはいろいろとある。
一番の目的は、やはりその濁りの無い味わいだ。

高温でシャコッと出してしまうのと違い、
とてもまろやかで風味豊かなものになるらしい。

また、油分の抽出が少ないため酸化に強く、
1〜2日保存できるという利点もある。

問題はコーヒーを入れるための器具が必要なことと、
数時間にも及ぶその抽出時間の長さだ。


そんな水出しコーヒーを入れる装置は、
昔から「ダッチコーヒードリッパー」などと言う名称で売られている。

だが、値が張ることやその保管場所などで今までは敬遠していた。

しかし、今回はそんな水出しコーヒーを飲みたくなったのだ。


なぜ突如として水出しコーヒーに目覚めたのか。
それは先日某所でウインドウショッピングをしている際に、
こんなものを見つけたためだ。

パイレックス ウォータードリップコーヒーサーバー
必要最低限の部品点数で作られた、本格的なウォータードリッパーだ。

水を滴下する為の調節が不要で、
難しい操作無くコーヒーを入れることができる。

通常のダッチコーヒードリッパーは値が張るが、
このドリッパーは2100円だ。
とても安い。

ここは一つ買うことにしよう。

ついでにコーヒーミルも買うことにする。
ウォータードリップでは
コーヒー豆をやや細かく挽く必要があるのだ。


買ってしまった。

これで水出しコーヒー生活の始まりだ。
ふふふ…。

続く。

■ 2008年10月20日 ■

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