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すごい趣味の…

最近、なぜかケーキのお店に行く機会があった。

コージーコーナーという店で、
ケーキ屋のチェーン店だろう。

もちろんこんな店にひとりでは行かない。
知り合いの方につれられて行くことになったのだ。

この方は今年になってから話をするようになった方で、
40代の女性の方である。
いままではどことなく目立たない幹事だったが、
今回は珍しく独り言の主役だ。

そんな彼女から先日メールでお呼びがかかったのである。

なぜ呼び出されたのかというと、
その方の仕事に関することで
最近まで学生だった私から話を聞きたい事があるからのようだ。

相談だか質問だか、
なにやら知りたいことがあるようなニュアンスだった。

学生の動向を知ることも仕事では重要なことなのだろう。
できることならそのお手伝いをしたくなるのが人情だ。

その日は出かける予定が合ったため、
そのついでで会って話をすることになった。

某所の駅の改札で待ち合わせ、
その後どこかの喫茶店に行って話をするのであろう。


当日、その方と駅の改札で落ち合い、
近くにあったお店へ行くと、
コージーコーナーというケーキのお店だったのだ。
そんな理由でケーキのお店に行くことになったのである。

そのお店の中には喫茶店のようなスペースがあり、
ケーキとお茶なんかを食べる事が出来るお店のようだった。

中に入ってはじめに思ったこと。

「すごい趣味の店ですね」

思わず口に出してしまった。

なにやらレッドとグリーンのイスが並ぶカラフルな店内だ。
どこから同見ても男性ひとりでは入れない雰囲気だ。
ある意味女性ひとりでも入れない。
他のお客も二人や三人で来ている。

まあ、こういう店も入って数分たつと気にならないものだ。
何とかなるだろう。
アジアンキッチンもなれるときにならなくなったしなぁ…。

それはそうと、基本的に話をしに来てはいるが、
お店に入ったのだし何かしら注文しないといけない。

おなかはすいているがこの後用事もある。
ケーキ屋さんなので無難にケーキと紅茶を注文した。

相手はショコラというケーキを選んだので、
自分はガトー・オ・ショコラというケーキにした。
名前は強そうだが値段はこっちのほうが安い。
名前負けとはこのことだろう。

さて、その方はどんな話を聞きたいのか。
時間は1時間程ある。
メールの内容から読み取れることを少しは考えてきたし
ある程度のことならば聞かれても安心だ。

と思っていたが、
なぜかこのサイトの独り言の話になった。

彼女には前々からこのサイトの存在を教えてあった。
ちょうどいタイミングなので
内容の気になるところにツッコミを入れたいようだ。

内容は個人的な話なので省略しよう。
その方がいいだろう(謎)。
あんまりここで長々と書くような話じゃないし…。

それにしてもいろんなことを聞かれた気がする。
二人でケーキを食べながら雑談をする為に呼んだのだろうか。
いまいち彼女は考えていることが分からないところがある。

ただ、話をしながらふと良く見てみると、
今日はいつも見るよりどことなく可愛げだ。
何が違うのか分からないがそういう感じに見える。
冬になって服装が変わったからだろうか。
髪形が分かったのかもしれない。
でも良く分からない。

それにしても、
話をしながらケーキを食べていることを考慮しても
このケーキおいしいんだか普通なんだか良く分からない。
かなり雑談に気をとられているらしい。

それもそのはず、
この方と話している独り言の話がすばらしいのである。

どのようにすばらしいのか。

実は今まで何度か、
独り言の中にこの方にならば伝わるであろう
メッセージを込めていたのだ。

そのメッセージがちゃんと伝わっていたのである。
思ったとおりに、思った以上に伝わっていたのである。

あまりにも思ったとおりで幸せになれるほどでに伝わっていた。
それが確認できる話で、すばらしかったのである。

とっても素直な彼女は今まで意図的に勘違いさせられていたが、
最近うすうす違和感に気がついていたらしい。
そして今日、やっと真相を知ることができたようだ。

しかし、真相を知った彼女
どことなくドン引きしているように見えた。
どことなくショックだったのだろうか

ただ、感覚というか価値観の違いで
1人暴走しているようなところもある。

これはそのときの彼女とのやり取りである。

「3歳年下でセーターを編んでくれるような人が良いなんて事はないでしょ?」
「何ですかそれは気持ち悪い」
「(あだ名で)○○くんは年齢なんか気にしないよね」
「…そうですね」

こんな会話をほかの人が聞いたらどう思うか。
ぜひ聞いてみたいので公開してみよう。
今思い返しても彼女はちょっと暴走していた気がする。

本人にもそれとなく話をしておいたし公開しても問題ないだろう。
というか、彼女がこれを読むことで
変な誤解も解けるだろう。解けると良いな。解けてほしいな。

そんな事を考えているうちにだいぶ時間がたってしまった。
本題のお仕事の話をしなければならない。

ちょっとだけお仕事の話をしたが、
あんまり参考にならなかったのではないかと思う。
雑談のほうが長すぎたかもしれない。
聞きたいことが聞けたのかどうか心配だ…。

独り言に隠されたメッセージに関する話があまりにも長くなってしまった。
あんなに引かれるとは思ってなかったので
誤解を解くため(?)に話が長くなってしまったのだ…。

今度はもう少しお仕事の参考になる話をしたいなぁと思う。
そんな時間があれば適当に呼んでください。

■ 2007年12月6日 ■

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