作者の独り言 > 
頻繁に知り合いと会う日

ある土曜日、珍しく午前中から出かけることにした。
なんせコンタクトレンズを処方してもらう必要があるのだ。
そのあと、上大岡に向かいあるものの下見をしてこなければならない。


近所の眼科へ、初めて受診しに行く。
他の人の付き添いでは何度か行ったことがある。
コンタクトレンズを処方してもらうだけなので、
特に難しいことは無い、

検診中に眼科の看護師さん(?)とちょっとした雑談をした。
引っ越しをしてから初めてコンタクトを処方してもらうので、
ちょっとした情報収集も必要なのだ。

話をしながら、看護師さんに「声が良い」と言うようなことを言われた。
どうやら、この声がよいと思う人もいるらしい。

診察が終わり待合室で会計を待っていると、
なにやら見たことがある人が居た。

仕事の関係で関わりのあった人の奥さんだ
(個人情報保護法により曖昧になっています)。

久しぶりにあったが、元気そうだった。


そののち、上大岡に向かうために駅へ向かった。

いや、その前にコンタクトレンズの処方箋を出したんだったが、
それはどうでもいいはずだ。


向かった駅の切符売り場で、
仕事の関係で関わりのあった人の旦那さんにあった
(個人情報保護法により曖昧になっています)。

買い物を済ませ帰ってきたところらしい。
元気そうで良かった。


上大岡では、前から欲しいと思っていたものの下見をした。

カタログやネットで見るものと、現物は大分違う印象だ。
見に来て良かった。

カタログをもらって帰ろう。

せっかく上大岡に来たのだし服も見たかったが、
その前にちょっと休憩をとることにした。

どこにしようか迷ったが、
例のクオリスに向かうことにした。


この日は珍しくお客が何名もいて、7人くらいいた。

お酢ドリンクと豆乳プリンを食し、しばしの休息。

いつもより人は多いが、
珍しく1人で喫茶店に入っている為、どこと無く静かだ。


店を出て、これからどうするかを考えた。

17時くらいになったら連絡を取りたいところがあるのだが、
今はまだそれには大分早い。


しょうがないので、上大岡の駅ビルにもどることにした。

店を出て商店街を進むと、
どこかで見たような人があるいているのを発見した。

たまに話をする某40代の女性だ。
なぜか腕の先半分くらいと、すねから先とが赤い。

日焼けでもしたのかと思ったが、
本人曰く足欲やらのスパのたぐいに行ったところらしい。

彼女はこれからどこぞかに行く予定で、
それまで時間調整をしているところとらしい。
もちろん、個人情報保護の観点から曖昧になっている。


双方お昼ご飯を食べていなかったため、
一緒に遅いお昼ご飯を食べることにした。


そこらを移動しながら、結局は某所の10階にある
レストラン群の一角で食事をすることにした。
スパゲティーやらピザを扱うお店だ。

二人とも違うスパゲティーを選び、
ついでにピザを半分ずつ分けることにした。

彼女は昼間から、なんだかという
アルコールの入った飲み物も頼んでいた。





話をするたびに思うが、この人はよくしゃべる…。

今日は息子さんの参加している(学校の?)野球チームに関わる
いろんな話を聞かされた。

いろいろあると思いますが、
「常識」と言うものは「非常識」には勝てないときがあるのです…。
とだけ言い残しておくことにしよう。

料理を平らげた後、
まだ時間があると見込んだ彼女は、
食欲旺盛にデザートとエスプレッソを追加注文した。

吸い込まれていく食料と、吐き出される様々な話。
見ているとなんだか面白い。

そんなこんなをしているうちに、
次の予定の時間になったらしい。

結局私が食べたものは、
スパゲティー1000円弱と、ピザ半分400円弱くらい、
合計1400円くらいのはずだ。

普通に分けてお会計をしたいが、明細は彼女にとられてしまった。
自分で払ってから、いくらかをこちらに請求するつもりらしい。

「じゃー、1500円ね」

想像よりも高い。
どうやら、普通に割り勘にして、
年齢による係数をかけて算出した値らしい。

何となく納得がいかないが、本人は幸せそうなのでつっこまないことにする。

数分後、彼女は地下鉄の改札口に消えていった。


次は残された買い物をしなければならない。

最近愛用していたブランドが
はかなくも消滅するためセールをしているようなのだ。
いつもは無駄に高いが、今日は半額なのだ。買うのだ。

そのお店にはいつも見る店員さんがいる。
丁寧な対応をすっ飛ばして失礼なほどにフレンドリーだ。

人の名字を君付けして呼ぶくらいフレンドリーだ。


うむ、買ってしまった。
帰ろう。



家でくつろいでいたらメールが届いた。

「お昼の代金1500円もいただいて貰い過ぎでした! ごめんなさい。ふと考えたら、○○くんはパスタとピザ半分なんだから、純粋に足しても1400円でした。一人で飲んだり食べたりしたくせに、偉そうに「年齢分の傾斜配分」なんて言ってごめんなさい!(さすがの○○くんもその場では突っ込むづらいよね…)」

気が付いたらしい。
誤字が申し訳なさを物語っている。
今度、その穴埋めをしてもらうことにしよう(ニヤリ)。

■ 2008年7月23日 ■

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