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しゃぶしゃぶを食べながら過去を振り返る

某資格取得時に一緒だったクラスメイトと、久し振りに同窓会を行った。
今回は、何故かしゃぶしゃぶだ。

場所は金沢文庫にある「かごの屋」というしゃぶしゃぶの店である。
もちろん、初めて行く店だ。


例のごとく集まるべき人々6名が集まったのだが、
いつもとは違いベビーカーを押している人がいる。

最初に会った頃は独身だったのに、
いつの間にか結婚し、
いつの間にか出産し、子供も一才くらいになっている。



例の資格の講座から、もう四年以上経つのだ。

その間、
結婚し子供を産む人もいれば、
職を変えた人もいる。
多くは書かないが、いろんな事があった。


もちろん、自分自身もいろんな事があった。

思えば、長いようで短かい間だった。


彼らとの出会いは、
妻との出会いでもあるのだ。

初めはなんとも思わなかったのに、
今は一緒に生活している。

不思議であり、実に感慨深いことでもある。



この同窓会、色々と思うことがあるのだが、
子供が煩い。

初めは静かな感じで音ひとつさせなかったこの子供。
一時間もしないうちにしゃぶしゃぶどころか考え事をする暇もない騒ぎだ。

…しゃぶしゃぶ鍋にぶっこんでやろうか。



今までの数年間のように、
これからの数年間も過ぎていくだろう。

その頃には子供も多少は落ち着きを得るだろうか。

それまでは我慢…いや、
それを楽しみにしている…としておこう。

何年か経った時、
その時だ。
振り返った過去が美しいものとなるよう、今を生きるのだ。

■ 2011年12月3日 ■

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