4月の末、久しぶりに映画館に足を運んだ。
妻と二人、三日連続で映画館に通い、
いつもなら見ないような映画も鑑賞したのだが、
これには理由がある。
昨年度会社でもらった割引券等の綴りが
そのまま放置されていることに気がついたためである。
割引券のことはスッカリと忘れていたところに、
今年度分の綴りが配布されたので思い出した。
また、よくみると割引券の有効期限は4月30日までであり、
昨年度分の割引券はまだ使用できるように見えた。
しかも、割引券は割引額で1万円を超える量が余っている。
これは使える範囲で使うべきであろう。
ということで、
割引対象の中で比較的簡単に使うことのできる映画にターゲットを絞り、
割引券を有効活用することにしたのである。
☆
3日連続で映画館に足を運んで鑑賞した映画は以下の三本である。
1日目「ツーリスト」
2日目「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」
3日目「八日目の蝉」
☆
1日目はナルニア国物語の3D版を観る予定で行ったのだが、
「3Dの映画は割引の対象ではない」と受付で言われてしまい、
同じ時間帯に上映されていた映画から選ぶことになった。
数少ない選択肢から選んだ映画がツーリストである。
知らない映画だが、
ポスターを見る限りではジョニー・デップやらアンジェリーナ・ジョリーらが出るらしい。
…意外と面白い。
最後に「え、そうだったの?もしかしてすごく賢いんじゃないか?」と思わせてくれる映画だった。
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2日目はナルニア国物語は、割引対象の2D版を観た。
映画が始まり、映画館では3Dで見たいなぁと思いながら5分ほどしたところで
音声が"吹き替え"であることに気が付きショックを受けた。
内容としてはよくも悪くもナルニア国物語。
シリーズ物としての中途半端な始まり方終わり方も板についてきた。
また今度DVDを借りて字幕で見たいと思う。
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3日目の八日目の蝉はベストセラー小説を映画化した作品で、この日が公開初日であった。
前日までの映画館通いで目に入ったポスターを見て、観ることを決めた映画である。
"小説の映画化"につきものかもしれないが、さほど面白くない。
トラウマ人間とPTSD人間が織り成すパラレルワールド。
観る側が似たような精神状態を持ち合わせていれば、
どことなく何かがシンクロして不思議な感動を得られるかもしれないが、
私には「それで…?」と思う終わり方で楽しめなかった。
機会があれば原作の小説を見てみたいとは思う。
☆
さて、割引券は今年度分もある。
今年度は余裕を持って映画館に足を運ぶことにしよう。
また、使ったことのない他の割引券もどうにか使う手立てを考えることにしよう。
■ 2011年5月15日 ■