TZR250を買ったためにお払い箱となったCRM80が
先日かえって来ました。
兄の友人に売りはや数ヶ月、
突然帰ってきた理由は何でしょう。
答えは簡単。
調子が悪いから修理希望
※私は修理工ではありません。
そんな悲しい理由で帰ってきたCRMの症状はこんな感じです。
・チョークを引いてエンジンをかけるとアイドリングは普通にできる。
・アクセルを開けると失火したような感じでエンジンが止まる。
・チョークを引いて走るとソコソコに走れる。
・プラグを交換してもそれほど変わらない。
どうやら全体的に薄いということがわかりました。
まるでガス欠のような症状ですね。
たぶんガス欠でしょう。(投げやり)
ガソリン入れてから出直して来なさい。
※私は修理工ではありません。
といってガソリンタンクを覗いてみましたがガソリンは入ってました。
こうなると分解して原因を探るしかありません。
コキコキカパ。エアクリは普通…と。
コキ、くるくるくるびよ〜ん。ジェットニードル周りも多分普通…と。
ぐりぐりぐりぐり×2、ぽろ。キャブレターも外から見た感じでは異常なし…と。
さわさわさわ、インテークマニホールドとリードバルブにも異常なし…
としておこう(適当)。
くるくるくる×2、キャブレターも昔はよく分解したなぁ…。
このCRM80は私が買った当初ひどい状態で、
キャブレターの上部と下部の隙間からガソリンがにじみました。
あの時は苦し紛れの液体ガスケットで無理やり漏れをとめたりしました。液体が助っ人とはよく言ったものだ。
キャブレターはそのときに接着して以来そのままだったらしく、
現在も液ガスでくっついていて、
マイナスドライバーで無理やり分割しなければならなかったりと、
哀愁を漂わせてくれます。
ぐりぐりぐりぐり、ごぱぁ。
む、こここ、これは!
なんとメインジェットに何かが詰まっています。
なんかこう、ティッシュの切れ端のようなふよふよした物体。
この物体がメインジェットに詰まる事により、
ガソリンの出が悪くなってエンジンが不調になったようです。
どんなメンテナンスをしているとメインジェットにこんなものがつまるのやら…。
こんなティッシュみたいな…
こんな…
こ…?
これ液体ガスケットの切れ端っぽい…。
キャブレターのガスケットに
液体ガスケットを使うとこんな事が起こるのかぁ(ぬりぬり)
気を付けなければなりませんねぇ。(組み立て組み立て)
いやぁ今回はお勉強になりましたぁ。(取り付け取り付け)
あはは、修理完了〜。
※私は修理工ではありません。
ということでエンジンをかけると、
今までの不調さはどこに行ったのかというぐらいに
快調にアイドリングをします。
以前のとおりのふけ上がりで、
キャブレターからガソリンがもれる事もないでしょう。
かかった費用は液ガスちょびっとで、時間は二時間もかからなかったから
工賃として3千円くらいもらえるかなぁ。
エンジン不調の原因は異物によるメインジェットの詰まりってことにしておこう。
一仕事したあとは気分がいいなぁ、あはははは。
また戻ってこないといいなぁ…。
※私は修理工ではありません。