作者の独り言 > 
パソコンの発熱がすごいんですよ。

前回までにパソコンのパーツ交換と
ソフトウェアのインストールは完了しました。
パソコンとしての動作はすばらしく、3Dなゲームをやってもさくさくです。
でもそんなパソコンだからこそ困った問題があります。

熱くかつ五月蠅い

ペンティアム4のプレスコットはやたらに発熱量が大きく、
またリテールクーラーは可変速でそれなりに冷えますが爆音です。
GF6600GTも発熱量が大きく、
ハードディスクも二台で発熱にいそしんでします。

11月の気温でも熱いということは、
夏になったら大変なことになってしまうでしょう。
ここは今のうちに手を打っておくべきです。


まあ、つまりは熱対策に力を入れないとPCが持たないぞということなので
いろいろな方法で熱さを解消していきましょう。

ただし、たとえよく冷えるようになっても
爆音PCになるのは控えたいところです。

初めは最も発熱量の大きいであろうCPUからどうにかします。
簡単なところでコア電圧を1.4Vくらいから1.29V程度に下げました。
CPUの消費電力は「電圧の二乗×クロック周波数」に比例するらしいので
大体85%くらいの発熱量になったと思われます。
ただしあまりコア電圧を下げすぎると
PCが起動しなくなるので程々がいいと思います。

コア電圧を下げてもCPUクーラーの爆音はそれほど変わらないので
CPUクーラーをサードパーティー製のものに変えてみました。
ギガバイトの3Dロケットクーラーとかそんな名前のものだったと思います。
冷却性能はそれほど高くないような気がしますが
音量は静かで見た目も楽しいので良しとしましょう。
マザーボードをはずさないとつけられないところが問題点ですが、
そのことを考慮してもリテール品よりつけやすいと思います。

次にグラフィックスボードの熱対策をします。
といっても発熱量を減らすためにはクロック数を下げるしかなさそうなので
冷却性能を上げる方向で行きます。

あまりいい方法がなさそうだったので
ケースファンをすべて排気側にして
グラフィックスボードの一個したのスロットを開放することで
外から冷たい空気が入ってくることを祈ることにしました。

次にハードディスクをどうにかします。
これまた発熱量を減らすことはできないと思うので
冷却をうまくやることで対処します。

これまたHDDの周りに空気の流れを作り、
銅製のヒートシンクを乗せることで我慢してもらいました。

いろいろやっては見ましたが、
PC内にこもった熱の処理がうまくいかないようなので
最後に思い切ってケース自体を見直すことにしました。
まず放熱性を良くするためにブロアを一機追加。
次に推奨されているらしい38℃ケース(?)のように
CPUの脇にファンを取り付け
直接CPU付近に外気を取り入れることにしました。

PCにドリルを向けたのは今回が初めてでした。

これらのおかげでだいぶ涼しげなPCになりました。
それでいて初めよりも静かになったと思います。


書いていて実感がわかないので写真を撮ってみました。

内部の冷却用ファン
ごちゃごちゃしているのは仕様です。

VGAとその冷却用スロット
開いているスロットから空気が入ってくると幸せ♪ です。

HDDの上に乗せたヒートシンク
HDD上にヒートシンクを載せただけの図です。効果のほどは「?」です。
手で持つと暖かくなって入るので無意味ではないはず。

ブロアー
3.5インチベイに取り付けたブロアです。
可変速で1500円くらいだったので買ってみました。
基本的に静かですが、
最高速にするとかなりの風量になり音もうるさくなります。

ケースにドリルで開けた穴
PCの横にあけた穴です。
ドリルでガーっとやって
ニッパーでガシガシやっただけなのでとんでもない出来です。
ファンより穴のほうが小さいのはたまたまです。
時間があったら直そうかな…。

PCの全体像

来年の夏もこれで安心して動作させることができ(るといいなと思って)ます。

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