前回の話の続きです。
頂いたオシロスコープで、オンキヨーのアンプ A-933の
出力波形を観察してみました。
観測箇所はスピーカーの入力端子のところにしてみました。
さて、とりあえず電源を入れただけの状態で観測した波形がこれです。
(横軸:20us/div、縦軸:2V/div)
なんだか、振れ幅4ボルト弱で330キロヘルツくらいの周波数の何者かが
きれいに表示されている…。
目の錯覚かもしれないのでこのまま音楽を再生して
波形を確認してみます。
(横軸:20us/div、縦軸:2V/div)
音楽の成分で多少ぶれるものの、
何者かは常に出力されているようです。
レンジを変えて確認してみることにしましょう。
(横軸:10ms/div、縦軸:2V/div)
やはり目の錯覚ではないらしい。
音楽に合わせてうにょうにょと動く波形の中に、
4V、330kHzの波形が常にある。
本来の音楽としての波形よりも大きくノイズが乗っている…。
まあ、こんな高周波は人間に聞き取れるものではないし、
そもそもスピーカーで再生不可能な音と思われます。
この成分がノイズの原因としても、
簡単に除去できる気がしません。
どうしよう。
放置しかないのだろうか。
う〜ん、解決できる方法があったら教えてください。
■ 2010年8月17日 ■