２００９年
夏休みにお台場に行った。
ソニー・エクスプローラサイエンスを見に行く為だ。
この施設は、「光」「音」「エンタテインメント」を科学する
サイエンスミュージアムである。
だが、この施設自体は面白くなかったので
今回の独り言では割愛する。
こんなものよりも、お台場に登場していた
等身大ガンダムの方が興味深かった。
ソニーの施設に行くついでに見るつもりだった程度なのだが…。
お台場に着き、人々が流れる方向に沿って歩いてみても、
ガンダムは見つからない。
等身大のガンダムは遠くからでも目立ち、
お台場に行けばすぐに見つかると思っていたのが災いした。
どこにガンダムがあるのか分からない。
しかも、友人らと３人で見に行ったにもかかわらず
誰もガンダムの場所を事前に調べていない。
駅付近に一箇所だけガンダムの方向を示す看板が出ていたが、
それっきりガンダムの行方は不明である。
夏休みのお台場は暑い。
日光サンサンであり、日陰も無ければ木陰も無い。
脱水症状のためか意識が朦朧とする中、ガンダムを探しお台場をさまよう。
なかなかガンダムは見つからない。
おお、ガンダムらしき巨大な人影を発見したぞ。
どこと無く違う気もする。
連れの２人いわくこれはガンダムではないらしい。
ガンダムはどこに居るのだろう。
仕方が無いので、ＰＨＳを使いネットでガンダムの場所を調べてみる。
海際の公園にあるようなことが書いてあるのを発見した。
早速向かおう。
なんだか人がたくさん居るところを発見した。
ここにガンダムがありそうな予感だ。
斜め上空を撮影している人も多数いるし、
その方向にガンダムがあるのだろう。
おお…、ガンダムっぽい…。
これが実物大ガンダムか！と思わせるこの大きさ。
もう少しで動くんじゃないかと思わせるくらい
意外と細かいところまで作られている。
なんとなく説得力のあるガンダムだ。
向こうのビルと比べてもその大きさが分かるような気もする。
公園の広い土地にどーんと立っているのが良い。
＜大きな画像で見る＞
なんか細かい文字がいたるところに書かれている。
このスケール感は実物大ならではだろう。
望遠でとるとなんとなくプラモデル的にもなるこのガンダム。
目が光って首が動くときもある…。
それでも、やはりこの存在感はすばらしい…。
ガンダムは見ごたえがあった。
ソニー・エクスプローラサイエンスは見所が無かった。
科学の説明に技術力は必要だが、
技術力を持つことが科学ではない。
お台場はいろんなことを教えてくれるいい場所です。
今度は脱水症状にならない季節に行きたいなぁ。
■ ２００９年９月１５日 ■