最近ネコを病院に連れて行くことが多い。
なぜってそれはネコを通院させるためである。
うちのネコは自発的に病院に通ったりする芸当は出来ないため
キャリーバッグにむぎゅと詰め込んで
病院に連れて行かなければならないのである。
なぜ通院などする必要があるのかというと、
先月の中旬頃、クビの後ろ側に膿がたまっていることがわかり、
切開し膿を取り出して何針か縫った為である。
術後の経過を見るための通院なのである。
ネコを病院に連れて行くというのは地味に大変なことであって、
それとなくネコを抱き上げ
やさしくキャリーバッグに入れ
おもむろに病院に向かう必要があるのだが、
ネコも意外と賢く、
だんだん素直にキャリーバッグに入らなくなってくるのである。
図1:玄関を開けて逃げようとするネコ
このネコをなだめてなだめてなだめて
無理矢理キャリーバッグにむぎゅむぎゅするのである。
病院では、ぷるぷると震えてみたり
哀しそうな声を上げてみたり
診察台から降りようとしたり
他の犬を威嚇してみたりしつつ
何とか診察を終える事が出来るが、
いざ帰るとなると
自分からキャリーバッグにはいるのである。
図2:恨み募るネコ
しかし、ネコはキャリーバッグに詰め込まれた恨みを忘れないのである。
復讐の機会を待つネコは怖いのである。