携帯を買い換えた。
携帯といっても、スマートフォンだ。
スマートフォンといっても、電話の機能は使えない。
……今まで使っていた可搬式アンドロイド端末を、
新しい可搬式アンドロイド端末に買い換えたのだ。
よくわからないものになってしまうので、電話の機能はないがスマートフォンと呼ぶことにする。
新しく購入したスマートフォンはLG製のL−01Dだ。
今まで使っていたシャープ製のSH−12Cより半年ほどあとに発売されたスマートフォンであり、
HD液晶だったりXi対応だったり、CPUが2コアだったりする。
わざわざ買い換えたのにはわけがある。
SH−12Cでは満足の行くWi-Fiテザリングが出来なかったのだ。
rootを取ってあれやこれやしても、
アドホックモードでのテザリングしか出来なかった。
アドホックモードではなく、インフラストラクチャーモードでのWi-Fiテザリングを行いたいのに……。
L−01DはインフラストラクチャーモードでのWi-Fiテザリングを行える。
ドコモの契約をしていればもちろん可能だが、
ドコモと契約をしなくても、ドコモ回線を使用したMVNOのSIMがあればテザリングが可能なのだ。
幸い、SH−12Cの頃から使用しているぷららモバイルのSIMがこれだ。
これを使えば安心してテザリングを行える。
ということで、L−01Dに買い換えることにしたのだ。
☆
本体はもちろんネットショッピングで探した。
新品だ。
簡単な説明書も入っているし、1.3Aの急速充電器も入っていた。
SH−12Cの時は外箱やら付属品が限りなく足りなかった。
あれは新品だったのか未だにわからない。
L−01DはLTEを切らないと3GのみのSIMで通信を行うことは出来ない。
ネットで調べた手順でLTEを切り、ぷららモバイルのAPN設定を行う。
次はroot化だ。
これもネットで調べた情報で適当に済ませる。
最後にテザリング時のAPN自動切り替えをやっつける。
L−01Dはこの自動切り替え設定を他のAPNに変更できる数少ない機種の一つだ。
/system/build.prop に"lge.docomo.tether.apn=3g.nttplala.com"などと記入すれば良いはずだ。
これで安心してテザリングを行える。
kindle Fire HDも持ち運んで使えるし、
当面新しい何かを買う必要な無いだろう。
☆
しかし、スマートフォンは新しくなっても電池のもちが悪い。
まあ半年しか違わない製品だが、なぜメーカーはこの状態で販売するのか。
バッテリーサイズを倍にして重くなったとしても、
長い稼働時間を重視したいユーザーは多いはずだ。
いや、そもそも、いったい何が電池を消費しているのかを考えるほうが先かもしれないが…。
■ 2013年2月26日 ■