ゴールデンウィークも終盤
横浜から八王子へ向かっていたときの出来事です。
その日の日中はとても暑く、今年１番の暑さを記録していました。
さすがにUターンラッシュ+この気温の中、
横浜から八王子に向かって国道を突っ走るほど暇では無いので
涼しくなっているであろうという予測の元に、
晩御飯を食べ終わった7時ごろから八王子に向かいました。
出発から一時間半ほどたったころ、
国道16号の御殿峠付近を走行中に事件は起こりました、
とある峠道を時速５０キロ付近で走行中に、
何者かに左足首をつかまれたのです。
かなりビックリしましたが、つかまれたというのは気のせいで、
どうやら足首と車体の間に何かが現れたようです。
何か硬く、重みがあり、やや大きいものの感触でした。
なんとなく、虫やゴミのような物ではなく、
何か大切なパーツがもげた様なイヤーな予感がしました。
とりあえず止まって確認するという方法もありますが、
足首は「物体Ⅹ」の保持のために動かせないので
ギアチェンジが出来ません。
当然、五速ホールドで峠道を走るような芸当は
非力な２スト８０ｃｃではできるわけもなく、
早めに「何物Ⅹ」を回収するべきと判断し、足首に左手を伸ばしました。
（ゴソゴソ）……
比較的簡単に「物体Ⅹ」の回収に成功しました。
これで「物体Ⅹ」の正体が判明しました。
メットホルダーでした。
「なんでこんなもの取れるんだよ！メットがパクられたらどうすんだボケ！」
などと突っ込みを入れたいところですが、いまだ走行中なので後にします。
とりあえずこれで足首がフリーになりギアチェンジが可能となりました。
おかげで安心して止まれます。
物を握ったままクラッチを切るのは大変ですが、
そこは気合と根性でどうにかします。
近くにバス停が出現し道幅が広くなったため左によって停車。
メットホルダーのついていた位置を確認します。
おお、無くなっている（当たり前）。
でも幸いなことにビスは残ってる。これさえあればまた付けられるぞ…
付けてもいいけどぶっちゃけた話今までほとんど使ったことが無いんだよね…むしろどうやったら外せるか悩んでいたところなんだよね（じゅるり）
とりあえず、軽量化万歳。
ということにしておきました。