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引越し、そして。(2)

先日、引越しをした。

長年暮らした横浜の地から
仕事の場である三浦の地へと引っ越したのである。

この引越しにかかわる出来事を
これから何度か独り言で書くことになるだろう。

今回はその第2回目である。


引越しの前から決めていた事がある。
今までは布団で寝ていたが、これからはベッドで寝ることにしよう。
また、どうせなら空間をうまく使うため
ただのベッドではなく二段ベッドにしよう。


そんな感じでベッドを購入しようと思っていたのだが、
現実に帰るとベッドをお店に見に行く時間が無い。

引越しもしてしまったし、
しょうがないのでインターネットでベッドを購入することにした。


ちょっと探すと見つかった。
世の中便利になっているらしい。

目をつけた物は下の段がソファーにもなる二段ベッドだ。

下の段は折り畳むとソファーになり
平べったくするとベッドになるという。

値段もそれほど高くないしどこと無く便利そうだ。
これにしよう。


ネットでこれほどの大きさのものを買うのは初めてだが、
有名な家具屋だから安心だろう。

ニトリ。
サントリーの子会社ではないはずだ。


そのままネットで注文をし 配達してもらうことにした。
配送料は無料で、組立・設置までしてくれるらしい。

設置は自分でも出きるが、
やってくれるならやってもらう方が楽だ。

この値段で設置までしてくれるとはお値段以上だ。


お店に在庫があったらしく、
4日ほどでベッドが納品された。

注文確認の電話やら、配送時間の確認やら電話が二度かかってきた。
大手の販売店だけあって迅速な対応だったように思う。


設置には作業員が二人で来た。
片方がリーダーで片方がお供のようであった。

でもお供のほうはなんだか不器用で心配だった。

設置してみると思ったより上の段が低い位置にある。
予想外だがこのくらいの方が良かったので問題はない。

また、重くて移動するのが大変かと思っていたが、
それほど重くはなく、部屋の中で簡単に移動させられそうだ。

上の段がだいぶ硬くてそのままではとても寝られないが、
なにがしかを敷けばいくらでどうにかなるだろう。
見た目も面白い作りでよろしい。


さて、それはそうとして二段ベッドには重大な問題がある。
二段ベッドには思い出があるのだ。
私は二段ベッドを使うのはこれで二度目になる。

初めて二段ベッドを使ったのは小学生低学年の頃で、
自分は下の段で寝ていた。

そのとき、一度だけ上の段で寝たことがあったが、
朝起きてベッドから降りようとしたら床にたたきつけられた経験がある。

つまりは下の段と同じ動作でおりようとして落ちたのだ。

小学生の体格ならまだ良いが、
今落ちるとだいぶ痛いだろう。

落っこちないかすごく心配だ。
まあ、そのときはそのときだろう。
独り言の落ちもつけることができる。
一度起きた経験を生かし、
次は落ちないように気をつけるのが生物だ。

…でも落下予定先に物を置かないようにしておこう。

起きたときに良く確認して降りれば落ちることもあるまい。


ベッドを設置し良く部屋を眺めてみると、
あることに気がついた。
部屋に収納がほとんどないのだ。

押入れはあるが、
文庫本を置くスペースと音楽CDを置くスペースがない。

それを入れる為のタンスが引越し前はあったのだが、
は事情でほかの部屋に追いやってしまったのだ。

ここはさくっとラックでも買って並べることにしよう。

あそこに薄いラックをあんな感じに並べればいいな。
高さがアレだからアレをこうやってああやればこんな感じだろう。

ということでラックを注文した。

アマゾンで頼んでみた。

アマゾンで買った商品は受け取り時に不在でも
家の前に放置して帰ってくれるという親切ぶりなのでありがたい。


届いたものをすぐに組み立ててみたが、
適当に買ったこのラック、思った以上にぴったりだ。
隙間収納的な感じですばらしい。


ラックは60×90×17cmの物を三つ並べるとちょうどいいのだが、
ベッドの下の段の高さが40cmちょっとある。
そのラックの下に45×90×19センチのラックを
横にして二つ並べることで高さ調節を行ったのだ。

合計5つのラックを組み立てたので手が痛くなったが、
いい具合にぴったりと収まった。

薄くて倒れそうなラックだが、
二段ベッドの筋交いのおかげで倒れることも無い。

現物を見ずに買ったものばかりなのに全部が共存している。
これでCDやら文庫本をたくさん置くことができるぞ。

当面は収納に関して心配せずに済むだろう。

次は下段のソファもどきに座った際のテーブルを買うことにしよう。
パソコンを使う際にも使うことになるだろう。
というかベッドとともに注文したのだ。
そのうち届くだろう。

それはまた別のお話。

■ 2007年12月18日 ■

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