カメラが欲しい。
室内が広々と写せるような、広角で撮影できるカメラだ。
でも、実際に広角のカメラを使ったことはない。
だから、そんなカメラがあるとどのくらい便利なのか良くわからない。
だから、手始めにスマホに取り付けて使うコンバーションレンズを手に入れた。
スマホ(ドコモ L-01D)に魚眼レンズを接続し撮影した場合
画角がどう変わるかを比較してみたが……。
なるほど。驚くほど広範囲を撮影できる。
広角と言っても魚眼であり大きな歪曲やケラレが発生するが……、
その有り難みは身にしみて分かった。
仕事で現場写真を取る時なんか、死ぬほど便利じゃないか。
そして、カメラを選ぶこと1ヶ月半。
遂にカメラを購入した。
☆
CANON EOS M ダブルレンズキット。
ミラーレス一眼というやつで、レンズを交換すれば広角でも望遠でも撮影可能。
いわゆる一眼レフからファインダーを取り除き、小型軽量化を進めたものだ。
購入の決め手はレンズ。
比較的安価な広角レンズがラインナップに有るのだ。
もちろん、ミラーレス専用で小型軽量なレンズ。
小型であれば、常にカバンに入れて持ち運ぶことができる。
カメラを購入する上で一番の懸念は撮りたいときに携帯していないこと。
持ち歩かなければ使わないと自分でわかっている。
☆
カメラが届いた次の日、飲み会があったのでカメラで撮影してみた。
カメラの操作に慣れず上手い写真にはならないが、
今までの写真とは違う。
(写真は壊れたオタマを救出しているところ:差し支えない写真)
デジカメの進歩を感じる。
うまく扱うことで、上手い写真が取れそうな気配が漂っている。
その数日後、東武ワールドスクウェアへ訪れた。
実物の1/25サイズの東京スカイツリー。
モロに広角レンズの必要性を感じる。
被写体がフレーム内に収まらない。
被写体から離れると余計なものが入り込む。
カメラと同時に広角レンズを買わなかったことを後悔した。
そして、広角レンズを買い足した。
☆
EF-M11-22mm F4-5.6IS STM。
EF-Mマウントの手ブレ補正付き広角レンズ。
EOS Mでは焦点距離18mm-35mm相当(35mm判換算)。
ミラーレス専用なので小型軽量で良い。
今度は実物のスカイツリーを撮影。
簡単に全容を捉えることができるじゃないか。
しかも薄暗い中の手持ち撮影で手ブレもほぼ無し。
値段はそれなりだが、新しい趣味に「カメラ」を入れられそうな気がしてきた。
高速なSDカードと合わせて連写で撮れば、
一枚くらいうまい具合に撮れた写真が入っているものだ。
ちなみに、EOS Mのダブルレンズキットはレンズが2つ付いてくるだけではない。
スピードライトと、EF(-S)マウント→EF-Mマウントのアダプターが付属されている。
(ボディ単品やレンズ一つのキットには付いてこない)
ただし、付属レンズにフードは付いてこない。
別に買ったEF-M11-22mm F4-5.6IS STMにもフードは付いてこない。
初めは無くてもいいかと思っていたレンズフードだが、
有ったほうが絵が引き締まるらしい。
フレアが気になる写真がいくつか有ったので買うことにした。
レンズに指紋がついたら困るし、レンズ保護のフィルターも買うことにした。
遠出した時にバッテリー切れが怖いので予備のバッテリーを買うことにした。
記念写真に遠隔レリーズ用リモコンも必要だ。
なんてことをしているせいで小物をだいぶ買ってしまった。
●EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM 用 互換フード(純正はEW-54)と保護フィルター(52mm)
●EF-M22mm F2 STM 用 ライカ風フード(純正は別形状のEW-43)と保護フィルター(43mm)
●EF-M11-22mm F4-5.6IS STM 用 純正フードと保護フィルター(55mm)
●互換バッテリー(純正はLP-E12)と互換リモコン(純正はRC-6)
こうして挙げてみるといろいろ買ってるな…。
☆
それと、心配していた後継機種も発売されたらしい。
EOS M2がそれで、
オートフォーカスが早くなったりWi-Fiに対応したりと
見た目は殆ど変わらないのに中身は改良が進んでいる。
値段が高いのでM2を買うことはなかっただろうが、
後継機種がちゃんと出たということはEF-Mマウントのレンズもそのうち増える…と
期待していいはずだ。
楽しみだわぁ。
■ 2014年1月28日 ■