魔法の言葉ではないです。
ワインの銘柄です。
ドボゴ トカイアスー 6プットニョシュ 1999年。
買った店の店員さん曰く、
世界三大貴腐ワインの一つとのことです。
琥珀色をしていますが、列記とした白ワインです。
熟成に伴ってこんな色になったはずで、
最初は普通の白ワインの色で、
だんだん黄金色になって…、
いまは琥珀色になったものと思われます。
普通の白ワインと違い、独特の香りが貴腐ワインの特徴で、
以前飲んだボルドーの貴腐ワインと比べるとおとなしい香りですが、
とろ〜んとした柑橘類的な香りがするような気がします。
飲んでみると、ぽや〜んと香りが広がり、とろ〜んと甘く、す〜っとのどに流れていきます。
ほかの飲み物で近いものとしてあえてあげるならば、梅酒が近いでしょう。
ただ、梅酒のクエン酸的なとげとげしさや、
鼻を突く強いアルコール臭や舌に残るエグミ等はありません。
とろんとした甘みを独特の酸味がきっちりと纏め上げる…、
そんな感じのワインです。
ボルドーの蜂蜜の香りのする貴腐ワインもなかなかでしたが、
このワインは全体のまとまり、滑らかさでその上を行くワインでした。
■ 2010年11月1日 ■