例のクラスメートと、忘年会をする事になった。
彼らとのつきあいは、2007年2月に出会って以来、
かれこれ2年近くも続いている。
よくわからないが、引きつけられるものがあるのだろう。
そんな彼らと、今年も忘年会をすることとなった。
そして、この忘年会ではある報告をしなければならない。
今までこの独り言で何となくはぐらかして来た、
彼らには良く分からない部分を、
正しく伝える必要があるのだ。
★
今回の同窓会は、
某所にあるなんとか〜という焼鳥屋さんで行われる。
こういったお店はいつもいつも、
幹事役のお姉さまが新しいお店を選んでくれているのだが、
どのお店もそれなりにすばらしい。
よし、いつもの様に早めにつくように家を出ることにしよう。
といいながら今までは遅れることが多かったが、
今回は本当に早く家を出た。
集合場所は飲み屋最寄り駅の改札前だ。
道中、幹事のお姉さまから、到着が遅れるというメールが来た。
ダラダラしていたら遅れたそうだ。
また、参加者の一人が急用で来られなくなったとのことだ。
今回は全員集まる予定だっただけに残念だ。
そうこうしているうちに、改札前に到着した。
早く出たおかげか、思いのほか早めについてしまった。
今日は二人で一緒にきているが、
改札前でたたずんでいてもしょうがない。
諸般の事情により絆創膏を買わなければならないので、
こっそりと買いに行くことにしよう。
何せ、包丁で指をザックリ切って見せた人がいるのだ。
まさにザックリだった。
★
絆創膏を買って戻ると、
改札前にそれらしき二人が集まっている。
二人は改札を眺めているため、
後ろから来た私たちには気がつかない。
気が付くまで背後霊を続けるという手もあるが、
とりあえず気づかせてみる。
「つんつん…」
「わーぁいつの間に後ろに(略」
驚いてくれたらしい。
久しぶりにあえたことを確認し合いながらも、
おおよそ10分ほどで全員集まった。
久しぶりにみなさまと会ったが、
全体的にイメージはそれほど変わらない。
どことなく安心だ。
今回のお店は、先程記したとおり焼鳥屋さんだ。
駅からは数分歩く必要がある。
合計6人となった集団は駅を出て路地を進む。
…。
なぜか、前二人・中二人・後ろ二人に分かれている。
逃げ2、差し2、追い込み2だ。
お店は、思っていたのとはだいぶ違う雰囲気だった。
なんとなく焼鳥屋さんの感じではない。
小振りなレストラン風だ。
入ってみると、どことなく飲み屋的だった。
さて、いつも悩ませてくれるメニュー選びだが、
すでにコース的なものに決まっている。
飲み物も困らせてくれる存在だが、
今回は、なにがしかのお祝いをかねてシャンパンで乾杯をするという。
とりあえずシャンパンを飲もう。
「これはシャンパンではなく、スパークリングワインですね」
という突っ込みはしないことにする。
ワインはそこそこおいしい。
ただ、興される串焼きがさらにおいしい。
食前酒のような飲み物では力負けしている気がする。
★
うーむ。
このお店はそれっぽい料理を出す。
要するに串焼きなので失敗する余地もないのだが、
どれもとてもおいしい。
ただ量が中途半端なので逆におなかが減る。
食べているのに餓死しそうだ。
久しぶりにあったみなさまとはいろいろな話をする事ができた。
暴走や寸劇は惜しくもみられなかったが、
楽しい時を過ごせたと思う。
こんな関係はいつまで続けることができるだろうか。
できる限り続けたいなぁと思うが、
人の人生はどうなるかわからない。
はじめには全く想像していなかったことが、
現実に起こることがあるのだ。
今回、それを身を持って体験した。
良かった良かった。
さて、そんな今回の同窓会。花束とタオルをいただいた。
自宅に戻り、花瓶に移した花束はこんな感じだ。
タオルには二人分の名前が刺繍されている。
もったいなくて使えないタオルだ。
大切にとって置こう。
今回の同窓会では、皆様からいろいろな物をいただいた。
今度なにがしかの形でお礼をしなければいけないと思う。
どうするのがいいだろうか…。
考えなければ。
■ 2009年1月17日 ■