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忘年会2008

例のクラスメートと、忘年会をする事になった。

彼らとのつきあいは、2007年2月に出会って以来、
かれこれ2年近くも続いている。
よくわからないが、引きつけられるものがあるのだろう。

そんな彼らと、今年も忘年会をすることとなった。
そして、この忘年会ではある報告をしなければならない。

今までこの独り言で何となくはぐらかして来た、
彼らには良く分からない部分を、
正しく伝える必要があるのだ。



今回の同窓会は、
某所にあるなんとか〜という焼鳥屋さんで行われる。

こういったお店はいつもいつも、
幹事役のお姉さまが新しいお店を選んでくれているのだが、
どのお店もそれなりにすばらしい。

よし、いつもの様に早めにつくように家を出ることにしよう。
といいながら今までは遅れることが多かったが、
今回は本当に早く家を出た。

集合場所は飲み屋最寄り駅の改札前だ。


道中、幹事のお姉さまから、到着が遅れるというメールが来た。
ダラダラしていたら遅れたそうだ。
また、参加者の一人が急用で来られなくなったとのことだ。
今回は全員集まる予定だっただけに残念だ。

そうこうしているうちに、改札前に到着した。
早く出たおかげか、思いのほか早めについてしまった。

今日は二人で一緒にきているが、
改札前でたたずんでいてもしょうがない。
諸般の事情により絆創膏を買わなければならないので、
こっそりと買いに行くことにしよう。
何せ、包丁で指をザックリ切って見せた人がいるのだ。
まさにザックリだった。



絆創膏を買って戻ると、
改札前にそれらしき二人が集まっている。

二人は改札を眺めているため、
後ろから来た私たちには気がつかない。

気が付くまで背後霊を続けるという手もあるが、
とりあえず気づかせてみる。

「つんつん…」

「わーぁいつの間に後ろに(略」

驚いてくれたらしい。



久しぶりにあえたことを確認し合いながらも、
おおよそ10分ほどで全員集まった。

久しぶりにみなさまと会ったが、
全体的にイメージはそれほど変わらない。
どことなく安心だ。


今回のお店は、先程記したとおり焼鳥屋さんだ。
駅からは数分歩く必要がある。
合計6人となった集団は駅を出て路地を進む。

…。
なぜか、前二人・中二人・後ろ二人に分かれている。
逃げ2、差し2、追い込み2だ。


お店は、思っていたのとはだいぶ違う雰囲気だった。
なんとなく焼鳥屋さんの感じではない。
小振りなレストラン風だ。

入ってみると、どことなく飲み屋的だった。

さて、いつも悩ませてくれるメニュー選びだが、
すでにコース的なものに決まっている。
飲み物も困らせてくれる存在だが、
今回は、なにがしかのお祝いをかねてシャンパンで乾杯をするという。
とりあえずシャンパンを飲もう。

「これはシャンパンではなく、スパークリングワインですね」
という突っ込みはしないことにする。

ワインはそこそこおいしい。
ただ、興される串焼きがさらにおいしい。
食前酒のような飲み物では力負けしている気がする。



うーむ。
このお店はそれっぽい料理を出す。

要するに串焼きなので失敗する余地もないのだが、
どれもとてもおいしい。
ただ量が中途半端なので逆におなかが減る。
食べているのに餓死しそうだ。


久しぶりにあったみなさまとはいろいろな話をする事ができた。
暴走や寸劇は惜しくもみられなかったが、
楽しい時を過ごせたと思う。
こんな関係はいつまで続けることができるだろうか。
できる限り続けたいなぁと思うが、
人の人生はどうなるかわからない。

はじめには全く想像していなかったことが、
現実に起こることがあるのだ。

今回、それを身を持って体験した。
良かった良かった。


さて、そんな今回の同窓会。花束とタオルをいただいた。
自宅に戻り、花瓶に移した花束はこんな感じだ。

頂いた花束
頂いた花束

タオルには二人分の名前が刺繍されている。
もったいなくて使えないタオルだ。
大切にとって置こう。


今回の同窓会では、皆様からいろいろな物をいただいた。
今度なにがしかの形でお礼をしなければいけないと思う。
どうするのがいいだろうか…。
考えなければ。

■ 2009年1月17日 ■

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