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忘年会2007

いままで2ヶ月に1度の割合で開催されてきた
某講座でのクラスメイトとの同窓会。

4回目にして年末でもあるため、
忘年会という名称で開催されることになった。

名称はどうでも良いかもしれないが、
要するに同窓会その4なのだ。

今回参加する方々は6名だ。
師走のこの時期に全員参加することは難しい。

また、今回のお店は今までの駅付近とは違い、
そこから10分ほど電車で下った駅付近のお店とのことだ。

私たちが引越しをしたおかげ(?)で開催場所まで変わったようだ。
幹事の方には毎回苦労かけます。


寒かったり温かったりする日々。
当日はその温い日に当たった。

ほど良い陽気なので、同窓会に行く前に
時間調整と買い物とを兼ねたお出かけをすることにした。

目的地は土日などに良く足を運ぶ京急沿線の某デパートである。
それとなくうろつくといい時間つぶし&運動になるのだ。

同窓会まであと4時間だ。
時間はたっぷりある。
引越し前に比べ、某デパートに行くのが大変になったが仕方のないことだ。

電車に乗ってそこへ向かう途中、
同窓会のメンバーの1人から電話がかかってきた。

出発前のお昼過ぎ、その人にお仕事のメールを送ったのだが、
そのことに関して電話で返事が来たのだ。

電車で移動中だったのですぐに切ったが、
その話の中で相手がなぜか私の目的地にいることが判明した。

なぜ今から行こうとしているところにいるのか、
偶然とは恐ろしい。

どうせデパート内をうろうろと買い物をするだけだが、
その人と話すこともあったりなかったりしたので
一緒にうろうろすることにした。

というか、先に仕事のメールを送る際、
「同窓会前に某デパートでうろうろしてるから暇だったら話でもしますか」
というような一文もつけて送信しようかと思ったのだが、
なんだか無駄なコンタクトな気がしたのであえて送らなかったのだ。

2分くらい考えてあえて送らなかったのに、
なぜか現地で落ち合う羽目になる。
偶然とは如何に恐ろしいものか。

相手もそう思ったらしい。
「最近、私用の時間に割り込まれることが多いんだけど…」

こっちのセリフだこのやろう!
ごめんなさい、他意はないんです。
メールで返事してくれればこんなことにはならなかったんです。

結局 駅のホームで待ち合わせ、
デパートを一緒にうろつく。

まあ、誰と一緒でも同じこと。
目的はアロマオイルなのだ。

前日に買ったアクセサリーに
アロマオイルを入れるカプセルがぶら下がっているのだ。

ぶら下がっている以上、
アロマオイルを入れなければならない。
マストでハフトゥーで必須なのだ。
人はそこに山があるから上るのだ。

といってもアロマオイルの知識などないので、
現地で香りをかぎながら いいにおいがするアロマオイルを選ぶのだ。

その際に2人でいると客観的な意見も聞けてありがたい。
そういう意見を求める相手としてはとっても優秀な相手な気がする。

「オレンジとかの柑橘系は嫌い」

柑橘系滅多切りで選択肢が大幅に狭まりました。
貴重なご意見でした。

いままであまり縁のなかったアロマオイル。
実際に嗅いで見るといろんな種類がある。

オレンジやペパーミントなどのすぐに分かる香りから、
ティートゥリーやイランイランなどの具体的なものがわからない香り。

いろいろと試して見たが、
単品の香りよりもブレンドされた香りのほうが好みに合う。
ドクターペッパーの香りがするオイルがあったのは新発見だ。

なんだかんだ嗅ぎ回り、
結局ブレンドされたオイルのなんとかというヤツを買うことにした。
ペパーミントやらティートゥリーやらの混じったすっきりした香りのオイルだ。

5mlで1260円だそうな。
5mlで約100滴らしい。
1滴で12.6円ですね。

恐ろしい値段だ。ガソリン高騰など目ではない。

無事にアロマオイルを購入。
本日のお買い物は終了だ。
次の予定まで時間をつぶさなければならない。

つれまわしている相手の次の予定は忘年会と思われるが、
こちらには実はもう一つ予定がある。

某所に赴き、ある人に合わないといけないのだ。

同窓会まであと二時間。
思いのほか時間があるので次の約束を少し前倒ししてもらおう。

ピポパポ(メールを打つ音)

どちらにしても、
次の予定までうろうろとしなければならない。

ほかの売り場もうろうろしては見たが、
小腹もすいている気がするし喫茶店で時間をつぶすことにした。

このデパートにはドトールとスターバックスがある。
いつもどおりならば満席で座れないはずだ、
行ってみよう。

…座れませんでした。

結局喫茶店のウインドウショッピングをし、
あいていたイスで休憩をした。
雑談をしていれば時間などあっという間に流れるのだ。

そこでふと思い、
今日たまたま会わなかったらどうしていたのかを相手に聞いてみた。

「同窓会に行く前に家に帰って寝ようかと思ってたんだけどね」

すいませんすいません、睡眠時間を削りました。
ごめんなさいごめんなさい。

そんな話をしながらも次の予定の時間が迫る。

どうせお互い移動しなければならないので、
電車に乗って次の予定の駅まで移動したところで分かれた。

同窓会まで1時間15分くらいだが、
彼女の能力ならば自分でうまいこと時間を調節してくれるだろう。
うむ。


次に会う方は、
なにやら聞きたいことがあるということで会うことになった方だ。
忘年会の予定があるため、
それまでに終わるような時間配分で会うことになったのだ。

約束の場所である駅の改札に向かうと、
その方はすでにそこで待っていた。

電車がちょっと遅れたせいで待たせてしまったかもしれない。
でも言わない。

駅の改札で突っ立って話をするわけにもいかないので、
近くの喫茶店に行くことにした。
なんだか喫茶店だの何だのに縁の多い日だ。

その喫茶店はすごい趣味の喫茶店だった。


なにやら話は長引き、次の予定ぎりぎりで話を終えた。
もう少し話をしたかったが時間が迫っているのでしょうがない。

また、呼び出した事に対するお礼かお詫びか、
喫茶店の飲食代は相手持ちになってしまった。

おごられることは好きではないので不満がいっぱいだ。
次は何とか拒否しよう。

彼女の指令により同窓会のメンバーとの待ち合わせ場所に向かう。

今回はお店でではなく、
駅の改札で待ち合わせである。
すでに1人来ており、すぐにもう1人到着した。

駅での待ち合わせは良い。
いろんな人が通るから人間観察に事欠かないのだ。

時間になると参加者が大体そろった。

さて、毎回恒例のその日の第一印象(?)を書いておこう。
ここで書いておかないと後で誰の事だか分からなくなるのだ。
これは書かなくても分かるだろうが、
同じ色で表現されている部分は同じ人による発言や表現の部分だ。

ここを読み違えると参加者でも誰が誰だか分からない。

1人は…、
いつものイメージどおりの感じで違和感がない。
すばらしい。


1人は…、
いつもよりもなんだか可愛らしい感じだ。
マフラーか髪型がそんな感じなのだろう。


1人は…、
こんな服も着るのかぁという新鮮なイメージだ。
実用的なだけの服じゃない気がする。


1人は…、
遅れてくるらしい。
恐ろしいほどにイメージどおりだ。
すばらしい。


ここに私とその母親を加えた6人が今回の出席者だ。

先にも書いたが、今回は1人これない方がいる。
いつもより落ち着いた同窓会になりそうだ。
いやいや、まことに残念だわぁ。

時間に間に合わないという1人を除き全員集まったので、
目的地のお店に移動する。

今回は多国籍料理を出すお店との事だ。
毎回毎回違うお店を見つけてくる監事の方は大変だろう。
とっても助かっています。

今回のお店は、今までのお店よりも静かな雰囲気のお店だ。
うるさくて声が聞こえないようなことがないので非常に良い。

席についてみると、
すでに三つの小鉢に煮物のようなものが入っておいてあった。

どうやらお通しらしい。
おなかがすきそうなお通しでよいが、
喫茶店でケーキを食べたような記憶があるのでちょっと満腹感いっぱいだ。

今から満腹でどうするのかとも思うが、
経験上30分くらいすると食べられるようになるだろうから心配は要らない。
と思う。

問題は飲み物だ。
いつもどおりならばお姉さま方に勝手に飲むものを決められ、
無駄に酒を飲まされてしまう事だろう。

今回はアルコール類なしで通そう。

「烏龍茶で」
「ウーロンハイ?」
「いや烏龍茶で」

退治したようだ。
今回こそはアルコールなしでいけそうだ。

多国籍と歌われている料理は、
そういわれながらも和風にまとめられている気がする。
まったくの多国籍では味の共通点がなくなってしまう。
味付けをある程度統一するのは良い手法だろう。

なんとなく飲み物が薄いのが難点だが、
料理自体の味は悪くないお店だ。
ただ、どことなく琴線に触れる料理が少ない。

単純にたこ焼きとかそういった普通の普通なものが食べたくなった。

今回は忘年会という名目であるが、
日常的にメンバーが何をしているのか詳しくは知らない。
とりあえずお疲れ様という会だ。

それはそうとして個人的に楽しみなのは、
例のごとく独り言に対する感想が聞けることだ。

ほかの人から意見を聞く機会はあまり多くなく、
また壮大な勘違いをしている方も居られるようなのでとっても楽しみだ。

だいぶ前から独り言の中に
そんな勘違いをされるような表現を含んだものを載せていたおかげだ。

そんなこんなしているうちに、
遅れて最後の1人が到着した。

遅れてくるのもイメージどおりだが、
全体的な印象もイメージどおりだ。

前回短く刈られていた髪も、
普通のショートカットぐらいの長さになっていた。
今回は後頭部をジョリジョリする誘惑は感じられない。

全員集まったところで、
前回の同窓会で撮った写真を公開してみた。

家で印刷して持ってきたのだ。
ちゃんと人数分ある。

どことなく写りが悪い人もいるが、
全員なんとなく喜んでくれたような気がする。
きれいに撮れているせいで美しく撮れていない…
そんな事を書いたことについて突込みがなくてよかった。

また写真を撮って次回のお楽しみということをしたかったが、
引越しのごたごたでデジカメが行方不明なので撮影はなしだ。
とっても残念。

話の中でそれとなく独り言の感想も聞けたが、
若干一命ドン引きしているような反応だった。

勘違いと暴走との絶妙な協奏曲。

「かげながら応援してます♪」
とか言われても困るんです。

そんな話をしながらも、
エステの話で盛りあがっていく。

エステティシャンの方がいるおかげでとっても盛り上がっている。

その傍ら話に参加できないので、
頭皮をやわらかくするというマッサージをしながら現実逃避。

「確かにやわらかくなった気がする」

どちらにしてもエステ話にはついていけない。

見守ることしかできないのが悲しい。

そんなこんなをしているうちに電車の時間が近づいてきた。
そろそろ帰ろう。

なんだか今回はほとんど話をすることなく、
ただ話を聞きながら食事をしたような感じだ。

同窓会に集まる前に会った人たちとした話のほうが長かった。
大勢での雑談は苦手だししょうがない。
昔から個別に話をするほうが好きなのだ。

それはそうとお会計がなんとなくいつもより安い。

無駄にアルコール類をのまされることがなかったからだろうか。
ソフトドリンクなら3杯も飲めばおなかいっぱいだ。
エコロジー。

今回の飲み会では、ある意味いろいろなことが分かってよかった。
女性的な見解は非常に参考になる。

今度からそれを踏まえて独り言を書くことにしよう。

■ 2007年12月11日 ■

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