作者の独り言 > 
久しぶりにクラスメイトと… その3

同窓会1、2に引き続き、同窓会3が開催された。

今のところ約2ヶ月に一度のペースで開催されているようだ。
なぜか飽きる事なく続いているこの同窓会、
以外と楽しいらしい。

今回の開催場所は、いつもの駅を降りて数分歩いたところにある、
鶏肉料理を多種取り扱っている飲み屋さんだ。

前回ドリンク無料券をもらったお店に行く予定だったが、
独り言で寿司はあまり好きじゃないようなことを書いた為
それを見たメンバーの方々が他の店を選んでくれた。

なにやらこのサイトも影響力が大きくなってきた。

さて、今回同窓会に参加するメンバーは、
前回来た人全員と、飲み会には初めて参加する1人の
合計7人とのことである。

今回初めて参加する方は
やはり同じ研修をうけたお仲間さんであり、
仕事の都合で今まで参加できなかったのだ。
途中でいろいろと大変な目にあっているようなうわさを聞いていたので
どうなっているのか本人に聞いてみたい。
今日来たら聞いてみよう。

同窓会は17時から始まる予定だ。

待たされるのは気にならないが待たせるのは気になる人間なので
いつもどおり一番最初に着いて待っている予定だったが、
ウインドウショッピングが長引いて時間ギリギリになってしまった。

レコードプレーヤーが良い音を出していたせいだ、仕方がない。

現地に着くともうすでに3人も来ていた。
最後じゃなかったから良しとしよう。
というか、待ち時間を利用した好からぬうわさ話で盛り上がっていたようだ。
あえて触れないようにしよう…。

すでに来ていた3人。
気温が高かったからだろうか、
今までのイメージとちょっと違う感じに見えた。

どんなイメージかというと、だいたいこんなイメージだ。

ひとりは、あれ?このひとあの人だよなぁ、顔はそっくりだぞ。

ひとりは、あれ?このひとあの人だよなぁ、顔はそっくりかな。

ひとりは、あれ?このひとあの人だなぁ、顔もそっくりだ。
でもなんか髪型が今までと違う。


という感じだった。

そんな観察をしていると、ちょっと遅れてもうひとり来た。

あれ?このひとあの人だ、顔はそっくりな気がする。
でも今まで程の確証はもてないぞ。


どこと無く全員イメージが違うのも、頻繁に会う訳じゃないからだろう。
季節がらだいぶ暗かったし…。


お姉さまによると、
今回の主役(?)の初参加の方は1時間ほど遅れて加わるらしい。
何となくこの人のイメージどおりだ。安心だ。


そんなこんなで飲み会が始まる。

今回の飲み屋さんは2階建てで、
団体の客は2階に案内されるようだ。

2階はテーブルとイスの座席で、
ちょっと薄暗いが悪い感じの店ではない。
また、店内はそれほど鶏肉っぽくもない。

久しぶりにあった皆様と挨拶を交わしながらも、
手始めに飲み物を注文する。

あんまりアルコールの類は飲みたくないのだが、
前回はなにやら勝手に選ばれてしまい
最後までお任せで進んでいってしまった。
今回はそうならないようにしようと思う。

「カルピスウォーターで」

世の中先手必勝である。
先に一歩進んだ者の勝ちなのだ。

このままソフトドリンク街道を進むのだ。
うむ。

そうだ、食べ物も頼まなければならない。
このあたりはお姉さま方に任せよう。
きっとそれらしい物を頼んでくれるだろう。

ピザやらサラダやら、鳥の丸焼きやらを頼んでなにかくれた。
鶏肉ばっかりだがそれもまた良い…。
鶏肉は比較的好きなのだ。

ただ、鳥の丸焼きを注文した際の店員の一言が気になった。

「チキンは6トウブンですか、8トウブンですか?」

いやいや、1羽分でいいよ…。

いやいやいや、1羽を6等分してくれればいいね、そうだね。

そうこうしているうちに飲み物が届いた。
お通しも出ないうちに飲み物が来た。
カルピスウォーターで乾杯する。
むしろウーロン茶でも良かったかな。

その後お通しが来た。
スパゲティのちょっとしたサラダだ。
具はほとんどない。
マヨネーズ系ソースのサラダだ。

これがまたヘビーなお通しだった。
あまりにヘビーでお腹が一杯になるかと思った。

と言うのも、この日はほとんど食事をとっておらず、
朝から水とヨーグルトしか摂取していないのである。
お腹が空いているせいでヘビーに感じているのだろう。

カルピスウォーターを飲み終えてしばらくすると、
お姉さま方に次は何にするかを聞かれた。

ヘビーなお通しと妙な空腹感にさいなまれ飲む物を決めかねていると、
お姉さまに呼ばれた店員が来て注文を取り始めた。
どうしようかなぁ…。
ウーロン茶でも良いけどこのお通しだからなぁ。

「じゃあ、ジン・トニックで」

右前方のお姉さまが勝手にオーダー。
おなかが減っているところにアルコールは飲みたくなかったけど
頼んでしまった物はしょうがない。
…あとの注文は右前方のお姉さまに任せよう。

ソフトドリンク街道を進むには障害物が大きすぎる。

ジン・トニックが運ばれてきた。
臭いをかいでみる。
どうやら甘い飲み物ではなさそうだ。
説明を見ると、ジンをトニックで割った物らしい。

「トニックって何ですか?」

誰も知らないらしい。

その場で調べたところ、
トニックとは”キニーネの苦味をもつ炭酸飲料”のことのようだ。

自分でなんだか知らない飲み物を人に勧める…、
自分では絶対に出来ないなぁとほのかに思ふ。

飲み物としてはちょっと苦みのあるソーダ割りのようなもんだった。
まずくはないがヘア・トニックを思い出す為それほどおいしくない。

いつだったか、このサイトの存在をメンバーに教えた事がある。
そのおかげで、メンバーからサイトの感想を聞けるようになった。
女性的な視点からの意見は何となく参考になる。
でもどちらかというと、
お姉さま方は独り言の内容で勝手に盛り上がっている。
まんざらでもなさそうだの進展があったら伝えてだのと大はしゃぎだ。

期待されている部分も大きいようなので、
何かおもしろいことがあったら詳しく書こう。
あえて自分からアクションを起こす気はまったくないけど。

次のドリンクは何が出てくるのかな。
いつぞやに、
赤ワインを三ツ矢サイダーで割った物を飲む
というようなことを言ったせいか、
お姉さまは白ワインの炭酸割りを頼んだようだ。
ワインが薄いせいでそれほどおいしくなかった。
白ワインはサイダーで割ってもそれほどおいしくないとは思っていたが、
メニューにあるのには驚かされた。

ここのお店は本当に鳥料理が多い。
鶏肉は好きなのでいやではないが、他のラインナップが悪い気がした。
なんだかお腹が空くメニューばかりだ。

次はカルーア・ミルク。
コーヒー・リキュールみたいなものに牛乳を注いだもの。
薄めていてもとっても甘い。
飲みやすいので普通に飲む。

そうこうしているうちに鳥の丸焼きが届く。
それを店員さんが人数分に分けてくれた。
1羽分だが6等分だった。
それなりにおいしい鳥だったような気がする。
でも、1人当たりの量が少なすぎる気がする。
なんとなく食べる前よりおなかが減る。

そんな頃、今回初参加の方が遅れて到着した。

あれ?このひとあの人だよなぁ、服装はそっくりだぞ。
でも、駆け出しの鳶職のような感じだけど…。

いやいやいやいや、なんだかさっぱりとした髪型だからイメージが違うのだ。

何があったのか分からないが、
やたらとさっぱりとした髪型で、
スポーツ刈のように短めだった。

初参加の方は空いていた左隣の席に座り色々とご挨拶。
しかし、どこからどう見ても髪型が気になる。
前はどんな髪型だったか記憶を掘り起こさなければならない。
頭の上でお団子を作っていたような気もする。

それにしても、
もう少し髪が短かったら
後頭部をなでなでしてジョリジョリしてしまうところだった。
良く思いとどまったと自分で自分を誉めてあげたい。

そんなお姉さまはセロリが好きらしく、セロリのサラダに夢中だ。
追加オーダーでもう一皿食べるくらい夢中だ。

つぎのオーダーはなんかの酒をオレンジジュースで薄めた奴だ。

程良い甘さですぐに飲める。と言うか薄い。
ただのオレンジジュースだけで良いかもしれない。

それにしても初参加のお姉さまが意外と良く喋る。
と言うか自分も良く喋った気がする。
隣に座ったせいもあるだろうが、
電気に関する質問を持ってきてくれたのが原因だ。

仕事で使う機械に関するマイクロカレントやら高周波やらの質問だった。

大ざっぱに言うと、
右のこめかみと左のこめかみとに電極を繋いで
電気按摩にかけるのはやめた方がいいというような話だ。

ちょっと質問に対して回答が曖昧というか漠然とし過ぎたかもしれないが、
本当に正確な回答は専門家じゃないと出来そうにないから仕方ない。

久しぶりに電気な会話をしてちょっと幸せになれました。

次はウォッカを生グレープフルーツジュースで割ったもの。
前回の変なのと違い、
今回の物はグレープフルーツ分が濃く、
それなりにおいしかった。ゴクゴク。

自分で選んだ食べ物としては、
卵焼きのお好み焼きがなにやらおいしかった。

でも、一カ所にのっていたかつお節をまんべんなく乗せ直したら、
なんやかんやと突っ込みを入れられた。
箸が転がっても面白い年頃なのだろう。

そして最後はアメリカン・レモネード。
最初にアフリカン・レモネードと読んだ人がいた気もしたが気のせいだろう。
レモネードに赤ワインを注いだものかも。
赤ワインの割合が薄すぎたせいかサクサク飲める。
薄いのは電気の話に夢中で氷が溶けたせいかもしれない。

途中で写真を撮ってみた。
携帯カメラはしょぼいのでデジカメを持参したのだ。

後で見てみたが、公開できそうな写真はあんまり無かった。

キレイに撮れてしまったせいで美しく写っていないのだ。
いやいやいやいやいやいや、
暗いところでフラッシュを炊いたせいで目玉が真っ赤で怖いのだ。

ここで公開するわけにも行かないので、何らかの方法で分かるようにしよう。

デジカメと言えば、
隣に座ったお姉さま
携帯電話のカメラと普通のデジカメの違いなどの話をした気もする。

値段が安いデジカメと高いデジカメの違いはこんなところだ〜と言う話をした。
某テレビショッピングの説明よりも遙かに為になっただろうと思う。
たぶん…。

そんな感じで飲み会は終了に。

それにしても、
お通しを食べ始めたときはお腹一杯な気分だったのに、
帰る頃に空腹なのはなぜだろう。

もう少し食べたい気分な時に終了になる。

今回はデザートすら食べ損ねた気がする。

まあ、取締役のお姉さまもお疲れ気味だった様子だし、
とことどころトロケていたのかもしれない。

なんて事を書くと
次回なんやかんやと言われてしまう危険もあるし程々にしよう。

inserted by FC2 system