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今年のケーキ収めはこれ

今年はいろいろとケーキを作った…。
いつの間にか、ある種の趣味のような状態になってきている。

そんな今年のケーキ作りも、このクリスマスでお終いだろう。
さすがに大晦日にケーキを食べることは無いはずだ。


さて、そんなこんなで、
今年作成したケーキをおさらいしてみよう。

実験的に作成したものも、
作ったけど写真を撮らなかったものもあるが、
とりあえず写真を撮った奴すべてを乗せてみる。


1個目のケーキ全体像
昨年末だが、初めに作ってみたケーキはデロデロだった。
予備知識無しにチョコレートコーティングに挑戦したのが敗因だ。
市販のスポンジを使用したので、
味の上で大きな問題は無かった。

2個目のケーキ全体像
二度目のケーキはこれだ。
スポンジにカステラを使用したため、
四角いケーキとなった。
カステラがそのままでも食べられる代物である為、
それなりの味であった。
ただ、やはりチョコレートコーティングは難しい。

3個目のケーキ全体像
3個目はこれだ。
チョコレートコーティングはとりあえずあきらめて、
コーヒークリームに挑戦してみた。
砂糖を入れすぎたために甘くなってしまったが、
コーヒーの香りがすばらしいケーキだった。
クリームを塗りたくるだけならばある程度できるようになった気がする。

ハート型のスポンジを使ったケーキ
次はハート型のスポンジを使用してみた。
恥ずかしいほどにハート型のケーキが完成した。
バレンタインの時期に自分でケーキを作るところが病気だ。
全面にチョコレートコーティングを施しココアを振りかけたが、
チョコレートが硬すぎた。
パリパリではなくボキボキだった。
やはりコーティングは難しい。

市販のケーキA
次のケーキはこれだ。
おいしそうなので買ってみた。
作ったんじゃないのかよ!と言う突っ込みは無しだ。
たまには市販のケーキを見て食べて、
自分で作るケーキに生かすことを考えなければならない。
うむ。うまいな。もぐもぐ。

薄型のチョコケーキ
薄型のチョコケーキ
これはスポンジ自体も自分で作成したケーキだ。
正確に言うとスポンジではない。
クッキーを粉砕して溶かしたチョコと混ぜた物と、
チョコと生クリームを混ぜた生チョコのようなものを
4層に重ね合わせたものだ。
そこにクリームを塗ってみた。
ざっくりした歯ごたえの生地に見えるが、実際はごっきりとした歯ごたえだ。
きっとカットを倍の硬さにした食べ物だと思っていただければよい。
チョコレートの濃厚な味がして、それなりにおいしい。

結婚写真を撮ったんです
ちょうどこの頃、結婚写真を撮ったんだった。
写真だけでも撮っておこうかという趣向でとったのだが、
写真館の写真があまりにもへたくそだった。
この写真は自分のデジカメで撮ったものだが、
手振れが激しくて誰だかわからないので載せてみる。
ケーキとは関係ないが、
甘いものつながりと言えばごまかせるだろう。

スポンジを焼いて作ったケーキ
その断面図
次は、初めてスポンジをオーブンで焼いて作成したケーキだ。
実験的に作成したケーキなので、
上にチョコを押し当てて塗ったコーティングがしてあるだけだ。
なんだか粉っぽく、ちょっと香ばしすぎるのが難点だ。

伊勢えび
そういえば、伊勢海老を頂いたこともあったなぁ。

伊勢海老の身
頭部を真っ二つ
えびイントースター1
えびイントースター2
伊勢海老頂きます
いやぁ、イセエビをオーブントースターで焼くのはいい経験になりました。
素材の味を生かすという点では、ケーキ作りでも考慮すべき点ですね。

スポンジだけ
次は、スポンジだけ焼いて試食をした。
なかなかうまく作れない。チョコレートのスポンジを作りたいのだが、
あまりチョコレートらしくならない。
そしてすごく硬い。
材料を適当な量で適当に作っているのがよくないのだろう。
いや、はじめにケーキを作った人は、試行錯誤をしながら作成したはずだ。
小麦粉を入れすぎたりバターが足りなかったりしたらどうなるのか、
それを身をもって体験しながらケーキを作ることで
新しい味の開発もできると言うものだろう。
材料表どおりに作るだけならば、市販のケーキを買えばよい。
うむ、いい事を言った。

市販のケーキ箱
と言うことで買って見ました。

デメルのザッハトルテ
ザッハトルテをきったところ
デメルのザッハトルテを買ってみた。
巷ではザッハトルテという名前で適当なチョコケーキを売っているようだが、
これこそ本物のザッハトルテだ。
甘みの少ないスポンジの上に
アプリコットかなんかのジャムが塗られており
その上から死ぬほど甘いチョココーティングがなされている。
無糖の生クリームを添えることを忘れずに。
意外とスポンジは適当でいいのかもしれないとわかった。

またスポンジだけ焼いてみた
前よりはやわらかいケーキ
今度はホットケーキの粉を使用してスポンジを焼いた。
以前よりはだいぶふっくらとしたスポンジが完成した。
でも、そのまま食べるにはなんとも粉っぽい。
また、チョコの香りも味も期待したほどではなかった。
チョコケーキ作りは難しいらしい。

背の高いケーキ
背の高いケーキを半分にしたところ
いい加減デコレーションしてみた。
今回のスポンジもホットケーキの元だが、
ケーキ型ではなくガラス容器を使用し
電子レンジで作成したものだ。
オーブンより熱の伝わり方が激しい為か、
いたるところにスができている。
これでもレンジ(弱)で作成したのだ。
経験上、チョコとそれ以外の材料の割合に気がついてきた。
チョコは材料のうち2/3くらいあってもいいようだ。
チョコだらけなので粉っぽさは無く、
また意外とやわらかくできた。
また、生クリームを塗ると印象がだいぶ変わる。
スポンジ単品であまりおいしくないのは当然だったのだ。
盲点だった。

3段重ねのケーキ
3段重ねのケーキを半分にしたところ
ちがうよ!クリームが足りなかったんじゃないよ!
横からカラフルな内装が見られるように、
わざとクリームを少なくしたんだよ!
クリームが高いし高カロリーだから少なめに買ったせいで
足りなくなったんじゃないよ!
キイ!
ということで、違うスポンジ2種を使用したケーキだ。
チョコの方はだいぶいい感じだが、
黄色いほうは卵くさく、厚ぼったすぎるクレープのようだ。
全体的にスポンジがまだ硬いが、
とりあえず見た目はケーキらしくなってきた。
繊細なケーキではないが、アメリカンなケーキと言うことで許してもらおう。


これらの実験をかねたケーキを踏まえて、
対にクリスマスケーキ2009が完成した。


クリスマスケーキ2009
「今までのケーキの面影が無いじゃないか」
そういわれてもそうなってしまったんだからしょうがないじゃないか。
今回のケーキもスポンジが2種類で3枚入っている。
執筆時点でまだ食べていないので
切った様子はまた次回に回すことにしよう。
味も次回報告することにしよう。
そうしよう。


来年はこってこてのチョコケーキを作れるように精進する。
そんな目標を立てるのもいいかもしれない。

■ 2009年12月26日 ■

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