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朝ごはん考

「朝食をとらないと様々な不都合がある」
よく耳にする話だ。
いろいろな調査でそのように判明しているらしい。

そんなことは知っているが、
それでも朝ごはんを食べない人が居る。

さて、そのような人はなぜ朝食をとらないのだろうか。

朝から食欲が湧かないとか、
朝食をとる時間がないとか、
様々な理由があるのだろう。

食欲が湧かない件については自分でも経験がある。

朝から食べたい物は思いつかないし、
かといって出てきた物もあまり食べたいと思えないのだ。
まさに食欲が湧かないという状態だ。

だが、今は朝からちゃんと朝食をとっている。

なぜそうなったのか。答えは明白だ。

自分で朝食を用意しているからであり、
前日の夜から朝食として食べる物が決めているからだ。

朝起きたときに食べる物が決まっていれば、
朝になって何を食べるか考えなくてもいいし、
それを食べる精神的な準備もできる。

精神的な準備は重要だ。
特にするべき予定のない休日に、
昼過ぎまで惰眠をむさぼってしまうのと同じだ。

朝起きる前から、
その日にするべき事が決まっていれば、
朝食も普通にとることができるのだ。

もちろん、
朝からビーフストロガノフを作るなどと言う計画を立ててはいけない。
誰にでも作れる朝食がいい。

たとえば、納豆とご飯。
プレーンのピザトースト。
前日の夕ご飯を暖め直す等だ。

調理パン等の、
袋を開けるだけで食べられる物は避けた方がよい。

なぜなら、用意していて結果的に食べなくても、
後で食べたいときに食べられるからだ。
後手に回すという手段を用意してはいけない。
朝食べなくてはならないのだ。

納豆とご飯ならば、米が炊けていたり、
納豆を食卓へ出したり、
米をよそっているうちに食べなければならない精神状態になる。
ピザトーストもしかりだ。

食卓に並んだら、食べなければ無駄になる物がよい。

もちろん、自分で準備することが前提だ。
自分が作った朝食は、不味くても食べられるのだ。
おいしい朝食は次回以降に作ればいい。

うむ。
きっと前日の夜から朝食を思い浮かべていることで、
自然と朝食をとれるようになるのだろう。


何だって?
そんなことで朝食が食べられるようになったら苦労しないだって?

そんなことを言われてしまうなんて…、
ちょ〜ショック。

■ 2009年4月9日 ■

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