作者の独り言 > 
あのひとは今どこでなにを

その昔、この独り言には
「相方さん」
と呼ばれる人物が頻繁に登場した頃があった。

相方さんというのは通称で、
名字が相方なのではないことは本邦初公開である。

私は大学生1〜2年の頃、
ある友人と共に大学の近くに家を借りてすんでいた。

何でそんなことになったのかというと、実は深い理由があるのである。

当初から同じ高校に通っていたその友人ではあるが、
大学の受験シーズン、
気が付いたらなぜか同じ大学に合格していることが判明。
キャンパスが家から遠いのもあり、
ものの弾みで家でも借りて住むかという話をしたら
そんなことになったのである。

その友人というのがさっきから話に現れる相方さんである。

そんな相方さんとの関係だが、
大学3年以降のキャンパス変更に伴って共同生活に終止符を打って以来、
ほとんど会うことがなくなっていた。

いつぞやの夏、ふとした理由で久しぶりに昔のキャンパスに足を運んだとき、
あったのが最後になるだろう。

そんな相方さんだが、
先日とある事情で久しぶりにメールを送った。

送って数分後、電話が鳴った。相方さんだった。

電話に出て、
久しぶりに話をして、
ふと思った。

以外と懐かしい…。

そのうち暇があればあってみるかということで
話を終わらせたが、
思いの外に懐かしい感じだった。

相方さんと生活をしていたのは4年も前のことだなぁと、
思い出してみたりみなかったりした。

懐かしの相方さんは元気に生きているだろうか。
久しぶりにあうと「なに奴…」と思わせてくれる相方さんだが、
会うのがちょっと楽しみだ。

人に会うのがちょっと楽しみという
今までにない感覚は大事にしないといけないぞ…。
きっとこのあたりが自分の人間らしいところだ。

inserted by FC2 system