android携帯に初めからインストールされていたGoogleナビ。
これが以外といいソフトだった。
はじめは地図上に道順を書いてくれるだけのソフトだと思っていたのだが、
試しに使ってみたらきちんと音声で道案内をしてくれた。
300kbpsというb-mobileの回線速度でも、ルート検索含めて動作に支障はない。
これが無料というのは恐ろしいことだと思うくらい、
案外まともにできている。
☆
もちろん、無料なりの性能を示すこともある。
例えば…、
トンネル等GPS信号が途切れる場所では案内が止まること、
案内時の地図倍率をユーザーが調整できず勝手に変わること…などだ。
特に致命的だったのは、
高速道路を走行しているのに下道に切り替わって案内を続け、
それをもとに戻せないことだ。
五万円くらいのナビでも高速から外れることはあるが、
その後高速に戻らず下道走行のまま数キロも案内を続けることはない。
ナビに頼り切りで首都高を走行中、これをやられると相当怖い。
それでも、無料というメリットはかなり大きいだろう。
☆
しかし、最大の問題は別に存在した。
バッテリーだ。
ナビは当然バッテリーの消費が激しいので
常に充電しながら使うことが必要になるが、
このSH-12Cは端末の温度が上がると安全のため充電されなくなるのだ。
暑い夏場、
ナビの開始直後はちゃんと充電されるので安心していると、
二時間経つ頃には電池が切れたりする。
温度が下がらないと充電されないので、
ナビを止めて冷まさなければ充電できない。
もしかしたらクーラーの風で直接端末を冷やせば大丈夫かもしれない。
どちらにしても以外と気難しい。
ハードウェアとの兼ね合いもあるせいか、
今のところ予備程度にしかならないのは悲しいところだ。
冬場の活躍に期待しよう(何
■ 2011年8月29日 ■