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androidのスマートフォンを買ってしまった。

先日、「WindowsPhoneのスマートフォンが欲しいよう」などと独り言に書いておきながら、
早速androidのスマートフォンを買ってしまった。
ドコモの「AQUOS PHONE SH-12C」だ。

と言っても、ドコモと契約したわけではない。
本体だけ買って、回線の契約はしていない。
いわゆる白ロムというやつだ。

ドコモとの契約など無くても、b-mobileのsimを利用すればいいのだ。
これがあれば速度は遅いがFOMAと同じ通信網で通信できる。
参照:HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)のデータ通信
HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)のデータ通信2



さて、問題のアンドロイド2.3.3だが、ウインドウズモバイルと比較するとだいぶ違う。
何が違うのか詳しく書いても仕方が無いので省略するが、
どちらかというとウインドウズモバイルのほうがとっつきやすかった。
アンドロイドは微妙に操作がわからないことがあった。
(購入した白ロムのSH-12Cにはクイックスタートすら付属されていなかったからかもしれないが…。)

ウインドウズモバイルはハードウェアキーがなくても操作できる。
ハードウェアキーはある種のオプションであり、
場面上にそれと同じ効果のソフトフェアキーが有ることが多い。

これに対しアンドロイド2.3.3ではハードウェアキーが必要不可欠である。
ハードウェアキーがなければメニューを開けなかったり、「戻る」事ができなかったり、
そもそもホーム画面に行くことができない。

まあ、どちらも慣れれば問題ないのだが。



そういったことは忘れて使ってみると、さすがに新しいスマートフォンは動作が軽い。
画面の描画が早いし、動画をHDで観ることができるし、単純にWEBを見ているだけでもサクサク動く。

ただ、様々なWEBサイトで、アンドロイドOS専用の画面が作られていて、
パソコンでアクセスした場合とは違うスタイルで表示されるサイトが多い。
これはある種便利なのかもしれないが、
パソコンと同じスタイルのほうが慣れているので不便に感じることも多い。
あげく、「アンドロイド用のアプリケーションはこちら」的な案内が多すぎる。
ウインドウズモバイルではアプリなどいらなかった。
Twitterでもmixiでもyahoo!でもブラウザでアクセスすれば普通に使えた。
そういう意味ではアンドロイドは独自色が強い。

一言で言えば、無駄なアプリケーションを介したアクセスそのものが不便だ。
今までのようにWEBブラウザでアクセスすれば普通に表示されればなんの問題もない。

まあ、慣れればいいのかもしれないが。



しかし、全体としてはとても面白いアイテムだ。
アンドロイド自体の機能ではないが、この機種には3D撮影機能と3D表示機能とがある。
二つのカメラと、裸眼3Dディスプレイは地味に面白い。

ディスプレイと目の位置関係を正しくすればきちんと3Dに見える。
写真も動画も3Dで撮影可能で、YOUTUBEなどで3Dに対応したコンテンツも視聴可能だ。

また、この3Dディスプレイの機能でプライバシーフィルターと同様の機能も実現している。
ベールビューという機能であり、正面からは通常の映像が見えるのだが、
正面以外の角度からはカラフルな別の模様が浮かび、画面を盗み見され難くしてくれる。

なんとなく便利である。



最後に、普通にドコモのスマートフォンを買えば、
パケット定額やらで月に6000円はかかるだろう。
それ以外に通話料やらなんやらがかかる。
だが、本体を何処かからか手に入れてきて使えば月額料金を抑えることができる。
b-mobileのU300なら月に2000円ちょっとだ。
これとは別にウィルコムのPHSも持っているが、足してもさほどの値段にはならない。
おすすめです。

■ 2011年7月7日 ■

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