私が使用しているPHS、「HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)」には二つの通信方式が採用されている。
WILLCOMのPHS通信網と、携帯各社の通信網だ。
携帯各社の通信網は、端末内にSIMカードを取り付けることで使用でき、
私のHYBRID W-ZERO3はdocomoのFOMA用SIMカードが付いている。
PHS回線では、音声通話とデータ通信ができる。
データ通信に関してはいくら使っても無料であるが、速度が遅く、
また、電車等で移動しているときには回線品質が極めて低下する。
FOMA回線はデータ通信専用で高速だが、月額5250円程度が別途発生する。
電車等で移動中にも良好な通信可能だが、常に電池の消費が大きい。
双方一長一短があり、結局は値段の安いPHS回線のみの使用で妥協している。
月に5000円といったら、年間６万円である。恐ろしい。
さて、HYBRID W-ZERO3 (WS027SH)はいわゆるSIMフリーの端末であるため、
SIMカードを交換することで他の通信網を選択することができるのだが、
当初はあまり選択肢が無くさほど気にしていなかった。
しかし、気がつかないうちにこんなモノが発売されていた。
そのほか数種類のライナップはここから
これは b-mobile という会社の製品で、SIMロックフリーの端末に刺して使えるSIMカードである。
データ通信専用の"b-mobileSIM U300"やら、音声通話も可能な"talking SIM U300"といった製品がある。
回線速度は300kbs程度だが、FOMA通信網を利用でき、使い放題のようだ。
ひと月あたりに換算すれば2000円とちょっとであり、とてもリーズナブルに感じる。
とても欲しい。
買ってしまおうか…。
■ ２０１１年５月３日 ■