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ドコモショップでスマホを購入

ドコモのアンドロイドスマートフォン、
富士通製 ARROWS X LTE F-05Dを買うことになった。
知り合いが。

だから何だと言われても困るが、
独り言なのだから何を書こうがいいはずだ。

ちなみに、
この知り合いはスマートフォンを使うのは初めてであり、
Android携帯の基本的な使い方もしらない人物である。


そして、
このF-05Dという機種はなにやら人気のある機種であり、
年末に予約したが、年も開けて2週間もしたころやっと入荷したという逸品だ。

初スマホで右も左もわからないこの人物
ほったらかしでは電話やメールもできないかもしれない。

丁度時間のあるの日に入荷してくれたようなのでので、
一緒に機種変更しに行くことにした。

機種変更を見守り、スマートフォンの基本的な使い方を教え込む。
これが今回のミッションである。

ちなみにレクチャーは無料ではない。

ミッションの対価は、SH-12Cのアップデートである。

例のごとくb-mobileやぷららモバイルでは端末のアップデートが出来ない。
ドコモのSIMカードを誰かに借りなければならないのだ。

この知り合いがスマートフォンに替えてパケット通信が定額になれば、
安心してアップデートのためにSIMカードを借りることができる。

ギブアンドテイク。
機種変更の旅に出発だ。



場所は例のごとく上大岡である。

到着すると既に11時。
戦の前に、とりあえずスイパラで食事をする。


と一緒にスパゲッティを食べ、
その後ケーキを食べる。
なぜか店員さんに顔を覚えられた気配があるが、
気にせずコーヒーも飲んでみる。

このスイーツパラダイスという店、
すごくおいしいかと言われると疑問だが、
値段の割にお腹いっぱい食べられる。

既に何度も訪れていて、店の楽しみ方はだいぶ理解した。
上大岡で下手な店に入るよりはこの店に入るのが良い。
人間観察だけでも面白いのだ。

80分という食べ放題の時間を有効に使いきるのだ。
アイスを食べることも忘れてはならない。
もぐもぐ。


12時を過ぎた頃、メールが来た。

妻より14歳も若い女性である、KN氏からだ。
上大岡についたとか何とかというメールだ。
スイパラの前に来るつもりらしい。

「ああ、この人と約束してたんだっけ」

まだ時間にはなっていないが食事を切り上げることにしよう。



店を出たら、KN氏が遠方から見張っている。

店の前ではなく、店を見渡せるちょっと遠いところにいる所がなんとも言えない。
気が付かずに素通りするところだった…。


機種変更のため、とりあえずヨドバシカメラについたのだが、
妻は他のフロアを眺めに行くとかでいなくなってしまった。

KN氏はなんの迷いもなく店員に予約の紙を渡し
契約するためのカウンターに行ってしまった。

自分は…、
なんか出遅れてカウンター後方の携帯売り場に避けてしまった。

ドコモの新作携帯を手に取りながら考える。
「機種変更手続きをしているところの隣に行くべきだったのか?
親族でも特別な関係でもないしプライバシーのために離れるべきか?
契約内容にアドバイスするために一緒にいたほうがいいのか?
ていうかとなりに行ったら店員さんはどういう関係だと思うんだ?
いや、どう思われようと関係ないけどどーするべきなんだ?
なんの迷いもなくカウンターに進みやがってこのA型人間めGAー!」


ということで、30秒ほど思い悩んだ挙句
KN氏の隣に進むことにした。
やっぱり隣で契約内容を確認するのがいいだろう。
隣に来てほしくなければ本人が素早いツッコミで追い払うはずだ。

「…」
追い払われなかった。
店員も普通に作業を進めている。

よし、なんと思われたか知らないが
不審者のレッテルだけは貼られなかったようだ。


…ドコモの機種変更、初めて見た。
FOMAからXi(クロッシィ)への変更なので
料金コースの選択肢は少ないはずだが、
その他のオプション含め選択肢がやたらと多い。

しかもそれらを根こそぎ「いらない」とぶった切るKN氏
店員さんが「9割9分の人が付けますよ」といったオプションさえぶった切る…。

意外と漢だ。


無事に契約変更も終わり、機種変更の完了まで1時間くらいと言われて店を離れた。
携帯を持っていないKN氏から目を離すとそれっきり行方不明になりかねないので、
彼女を引き連れたままを探しに行く。

は催事場にいるらしい。



催事場では冬物衣料のセールをやっているようだ。

KN氏を引き連れたまま店内をぐるりと回りを探す。
は店員さんとコートを選んでいるようだった。

店で物を見ていると何故か店員が寄ってくるのが困ったところであり、
それでいて買おうと思っているときは寄ってこないのが問題だ。

いつもそんなことを呟くは相変わらず店員にまとわりつかれているのだろう。

と目があったので近くに行くと、
なにか気まずいのかKN氏はどこかへ行ってしまった。


どうやらは、「夫が来たらコートを買っていいか聞いてみる」と
店員さんに伝えて待っていたようだ。

→ 妻にコートを買う許可を与える

だいぶテンションの高い女性店員さんに
「こちらが旦那様?さっきの女性はどなただったんですか?」
などと聞かれながらも無事にコートを購入。
「さっきのはただの知り合いです」
などと応えながらプレゼント用のバッグも購入。

店内を徘徊していたKN氏も回収。
機種変更が終わるまでそこらへんで時間を潰した。

相変わらずKN氏はマイペースだ…。



そろそろ機種変更も終わったはずだ。
ヨドバシに向かうことにしよう。

迷うこと無く店員に受付票を渡しカウンターへ進むKN氏
今度は遅れないように一緒にカウンターへ進む。
は興味がないらしくそこらへんをウロウロしている。

携帯はすぐに出てきた。機種変更も無事に完了している。

しかし、最近の携帯は外箱が思いの外小さいな。
今まで自分がウィルコムしか買ったことがないからだろうか。

初めの簡単な説明を受けて会計へ向かうKN氏
なぜか機種変更前の携帯と外箱だけ持ち、
新しい携帯は置き去りだ。

しょうがないので新しい携帯を持ってついていく。
うちのだったら激しくツッコミを入れておくところだが、
優しくツッコミを入れるしか無い。

携帯の代金はニコニコ現金払いらしい。
さすが金持ちは違うなと思わせてくれるヒトコマだ。


さて、これからアンドロイド携帯の使い方をある程度説明しなければならない。
を連れてどこか椅子とテーブルのあるところを探しに行こう。

場所を探すこと20分。
近くのファミリーレストランに落ち着いた。
ここで携帯の使い方をレクチャーするのだ。



…。
ディスプレイに保護シールを貼るところから始まり、
電話の仕方、メールの使い方、アンドロイドの基本的な操作法、
スカイプをインストール、ツイッターの設定、その他もろもろ。
二時間くらい説明しただろうか、
懸念されたとおり新しい携帯の電池がなくなってきた。

もともと電池の持ちは悪い機種だが、
オプションとしてついてきたモバイルチャージャーの電池も使い切るとは。

これ以上説明を続けるとKN氏が家に帰るまで携帯の電池が持たない。
ひと通りの説明はしたし、ここらで切り上げることにしよう。


ただ、別れる前に私の携帯をアップデートしなければならない。
KN氏の携帯からSIMカードを拝借しよう。
F-05DはmicroSIMを採用しているので、そのままではSH-12Cに装着することができない。
なのでアダプターを用意しておいた。
microSIMアダプター

これを使えばmicroSIMを普通のSIMカードとして使用できる。
アマゾンで事前に用意しておいた。
これがあれば毎度のアップデートでも安心だ。

充電が不十分とか何とかというメッセージが出たが、
アップデートは無事に終了した。

アンドロイドの説明・設定の対価としては若干安い気もするが
他に方法もないしまあいいだろう。

これ以降もKN氏に対し携帯の使い方についてアドバイスすることもあるだろうが、
今後は別の対価をいただくことにしよう。

何をもらえるか楽しみだ。


落ちもなければ締めくくりもないが、
気にせず〆ることにしよう。

なんせ独り言なのだから。

■ 2012年1月30日 ■

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