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ショートピンを自作する

オーディオについて色々と調べていると、実に様々な情報が得られるものである。
そう、例えばショートピン。
ショートなピンだ。

ということで今回はショートピンについてです。

ショートピンの”ショート”は電気回路のショートのことで、プリメインアンプの未使用な入力端子(RCA)をショートさせ、流入する信号をまるっきりゼロにすることを目的としたアイテムです。
※出力・アウトプット端子をショートさせると機器が壊れる場合があります。INとOUTの区別がつかない人は真似しないでください。

ちなみに、ONKYO A-933 にはフォノ端子には最初からショートピンが接続されています。
そういう意味でもショートピンの効果は少なからずあるはずなのです。

で、このショートピン、市販されている専用のものを買うといいお値段します。

ショートピンを接続したい入力端子は複数あるので、今回用意したいショートピンは16個なのです。
できれば、1個100円位でどうにかしたいところです。

とりあえずアマゾンで検索してみましたが、100円/個を下回る値段の既製品は見つかりません。

安くてもこのあたりでしょうか。

まあ、素直に自作することにします。
大雑把に言えば、RCAプラグをショートさせて作るか、RCAケーブルを切断・ショートさせて作るかのどちらかでしょう。

同様に検索して発見したのは以下の製品。
ちょっと数が多いですが、不良品が含まれている可能性もありますしこれを使うことにしましょう。


これの内部端子を曲げて接触させてハンダで固めて完成です。

見た目より軽量です(この場合褒めてはいない)。


一応ショートしていることをテスターで確認しました。
これらを自宅のプリメインアンプ2台に取り付けて完了です。

これはONKYO A-933 の背面です。

音質がどうなったかが重要なポイントですが、悪くはなっていません。
もともと感じ取れるほどのノイズがあったわけではないですからね……。

気分的にノイズ対策をしたということが重要なのです。

■ 2022年2月16日 ■

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