どうやら年が明けて2007年になっていたらしい。
年末も年始も意識することなく通り過ぎてしまった。
今年初めての更新も気がついたら1月19日という有様だ。
「あけましておめでとうございます」
年が変わると何がおめでたいのだろう。
おきていようが寝ていようが、
元気でいようが瀕死でいようが、
何もせずとも年は明けるのに。
過去や現在、未来、期間などを
定量的に表すために作られたであろう時間という概念。
これの桁が変わることに喜びを感じるのか。
西暦という概念は15世紀ごろに一般化されたらしい。
年越しを皆と同時に、世界中で祝えること。
それは人類が発展しためにできることであり、
ほかの生物では到底なしえないことである。
人類の発展とその栄光に。
あけましておめでとうございます。
あんまりおめでたくないな。
年越し、年末、年始、大晦日、新年、正月、
これらの言葉に何がしかのおめでたさを感じているのだろう。
マスコミに踊らされ、なんだかわからないままに祝いあう人類。
なんておめでたいやつらだ。
あけましておめでとう。